20年先の中央区を描く基本構想の策定が始まっています。
現在、3つの分科会にわかれて案の作成中です。
以下は、5/16開催の第2回安心部会の配布資料です。
安心部会は、健康や福祉の施策の方向性を論議します。
安心部会のことだけではないけれども、検討にあたり、重要と考える点を5点あげます。
1、キーワードを落とさないこと、キーワードの優先順位をつけること
まず、基本的に大事なことは、網羅的にキーワードを落とすことなく盛り込むことが重要だと考えます。重要キーワードは、絶対に落としてはなりません。
その上で、中央区として、どのキーワードに重点を置いていくのか、考えていくべきだと思います。
網羅的にキーワードを落とさないようにするには、①区民の属性による対象者別の施策のあり方、②区民のその対象者のおかれた状況別のあり方、③区民のその対象者の災害時(平常時と災害時(有事)の別のあり方)でマトリックスをつくり分析するのも手であると考えます。
すなわち、
①男女/妊産婦、新生児・乳児、幼児、学童、青年、成人、高齢者、マイノリティ
②健康時、有病時、障がいの内容 / 社会的におかれた環境 貧困、虐待 / 住居環境 戸建、マンション
③平時、災害時、
2、現状分析、施策と入る前に、その分野の将来像をきちんと定義の上、検討をすること
3、幅広く、意見を吸い上げて施策をつくること
4、実行に当たっては、区民との協働の視点を落とさぬこと
ただし、丸投げでも駄目だし、トップダウンでも駄目だし、ボトムアップ的な区民の自発的な協力の形が理想とするところだと思います。
5、20年後のその先の視点も落とさぬこと
20年たって、また、つぎはぎ的に20年先を作るのではなく、区民福祉の方向性はそんなにそれることはないのだから、100年後なり、長い将来も見据えた20年後をつくること。
以上
今後も、各分科会を、私もなるたけ傍聴し、検討状況をお伝えしていきたいと思います。
中央区の基本構想検討審議会の進行状況と同時並行的に、皆様と、20年後の中央区を考えていきましょう。