「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニックのお知らせ:12/21(土)9時-15時、 22(日)11時-13時、急病対応実施/フルミストを受験生限定追加予約実施/教育・子育て・福祉の最重要計画のパブコメ実施中。

2019-12-20 16:45:57 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

 楽しいクリスマスとお正月が目前です。どうか全ての子ども達に、素敵なサンタさんが訪れますように。
 「サンタクロースは、本当にいるの?」「もちろん、います。」
 「うちには、煙突がないけど、入ってこられるかな?」「サンタさんは、特別なひとだから、入ることができるんだよ。」
 何才になっても、子ども達の夢見る力に、応えて行きたいものです。

 さて、インフルエンザが急増し、注意報レベル(定点あたり10人/週)まで来ています。学年閉鎖、学級閉鎖が散見されます。どこまで拡大するのか予断を許さない状況です。
 お腹の風邪や溶連菌も多いです。
 手足口病が依然出ています。
 RSウイルス、マイコプラズマは少し出ています。
 水ぼうそうも局地的に出ています。東京都全体では、注意報が出ています。
 病児保育含め、スタッフ一同、子ども達の健康を支えて参る所存です。例年通り、年内は、12月31日まで、診療いたします。病児保育は、27日(金)まで。

 〇インフルエンザ予防接種の接種を、実施中です。年内に2回を終わらせるのが理想です。当院の在庫が残り少なくなって来ました。お考えの方はお早めに願います。

 〇注射でない鼻への噴霧式インフルエンザワクチンであるフルミストを接種実施中です。数本の余裕があります。受験生限定で、ご希望のかたに接種致しますので、電話でお申込み下さい。

 〇東京五輪 聖火ランナーの中央区のルート決定。令和2年7月21日(火)夕刻 銀座八丁目交差点~浜町公園ゴール(13に記載)
 〇子ども達にとっても、大人の私達にとっても大事な健康福祉、子育てそして教育の3つの計画の改定作業中です。パブリックコメントが開始されますので、どうかご意見を中央区までお届け下さい(15に記載)。

 
1、12月の日曜・祝日(1日(日)、8日(日)、15日(日)、22日(日)、29日(日)は、すべて急病対応致します。


12/21(土)9:00-15:00、

12/22 (日)11:00-13:00

 

2、診療時間の変更のお願い(病児保育は通常通り)

12月
23日(月) 午前8:15-13:00、午後4:15-5:30(午後が開始が遅れ、早く終了します。午前を延長します。)

 

 

3、早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)の予約のとりかた

 この枠は、予約制で対応致します。

 インターネットで、19時までにご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
 なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までに手続き下さい。

 診察券番号と生年月日でログインができます。

 https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825     

 早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分

 8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。

4、各種ご相談
(1)発達相談、いじめ相談、不登校外来など、相談外来の時間を設けます。

 クリニックに、ご相談のお電話を下さい。

 準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)でもお受け致します。その場合は、同上のやり方で、ネット予約下さい。


(2)進学に向けての公的支援について

 塾代20万円・受験料(高校受験27400円、大学受験8万円)の貸し付け(無利子、返済免除も有り)のご案内、連帯保証人1人必要(原則) 中央区社会福祉協議会03-3206-0506  


(3)災害への備え 『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成を


 医療的ケア児・者含め災害時に避難をすることが困難で特に支援を必要とされるかたは、万が一に備え、『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成をすることが安心に繋がります。

 ご関心のある方、登録や作成について疑問やご相談がある方は、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。


5、病児保育について:(幼児教育・保育無償化対象事業、還付申請に対応可能な領収書を発行しています。)

 お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。

 *利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
 
 *原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。

 *土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。

 *保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。

6、予防接種、乳幼児健診:午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30(診療時間内においても、実施可能)
 *インフルエンザ含め予防接種は、乳幼児は特に、小児科で実施を。痛くない努力をするとともに、同時に、順調な育ち、発達など含めフォローさせていただいております。

 *当院では独自にブックスタート事業と連動し、赤ちゃんに絵本をプレゼント致します。
 
 *乳幼児健診においては、全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。
 
 *土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。

 *おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMR、インフルエンザの予防接種も致します。

 *シナジスの予防接種にも対応可能です。

 *抗体価のつき方に問題はございませんが、厚労省から通知があった件について
  母子手帳をご覧になられて、4種混合ワクチン欄に「4K23A、4K23B、4K23C、4K24A、4K24B、4K24C」のいずれかのシールが張られているかたが対象です。
  当院では、2018年5月~2019年2月ごろで接種されていると考えられます。
  ご不明な点は、当院までお気軽にお問い合わせ下さい。

 ⇒ 4種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ 製造番号4K23及び4K24系統)の一部有効成分が承認規格を下回り、製薬会社が自主回収された件(厚労省2019.10月)

 *子宮頸がんワクチンも対応いたします。医学的に重要なワクチンと認識しています。

7、インフルエンザ対策

(1)インフルエンザ予防接種 接種実施中。在庫が少なくなってきております。

 接種をお考えのかたは、お早めにされますことを、推奨させていただきます。
 13歳未満の小児のかたには、年内に4週間の間隔で、2回接種されることをお勧めしております。
 
小児:3000円/回(消費税込み)
成人:3000円/回(消費税込み)

(2)注射でない、フルミストの接種実施中。

フルミスト:8000円/回(消費税込み)

 在庫に数本の余裕があり、受験生限定でご予約をお受け致します。

(3)インフルエンザの職場対策(東京都資料より)


8、2020年の当院の健康標語を決定致しました。

<2020年 健康標語 入賞作品>

最優秀賞  『予防接種泣かずに終えて誇らしげ』        N.Y様(6歳) 
 
準優秀賞  『ごあいさつ きちんとできたね 金メダル』    T.A様(41歳)


9、イベント
歳末たすけあい募金 運動期間12/1(日)~12/31(火)

②学習会『発達にかたよりのある子の幼児期から学童期への円滑な移行の支援~ライフステージに応じた切れ目のない発達支援への取組み~』
 講師: 上野一彦 東京学芸大学名誉教授 
 令和2年1月27日(月)10:00-12:00 場所:中央区立教育センター5階 視聴覚ホール  
 小児心理の第一人者のひとりであられます。 先生のホームページ: https://www.u-kaz.com/

 

10、五輪を契機に「一校一国運動」のさらなる充実を

 中央区のすべての幼稚園・小学校・中学校で、国際理解教育がなされています。さらなる充実を考えて参ります。

11、月島の大規模再開発問題について
 〇記者会見映像; http://www.news-pj.net/movie/84672

 〇朝日新聞記事2019.12.19にほんの少し取り上げられました。



12、中央区政について:

 来年度令和2年の予算構築に向け意見しました。⇒ 中央区2018年度(H30)決算に対する区議会決算特別委員会審議(2019年令和元年10月)を通して、2020年度(令和2年度)予算の構築を考える、子ども政策を基本に据えて(根拠資料添付)

 今後は、申し述べている点を中心にさらに具体の施策を進めて参る所存です。

 ①障がいのあるかたやご高齢のかたの災害時の『個別避難計画』のひとりひとりの整備

 ②がん治療などで、抗体を失った子へのワクチン再接種の導入を。
  ⇒ 区議会に陳情も届いています。12月12日の中央区議会保健福祉委員会の場で、予算付けについて前向きに検討する旨を保健所長が答弁されました。

 ③子どもの育ちに重要な成育基本法施行令案に対し、意見書を厚労省に届けました。⇒ 成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法律施行令案(仮称)に関する意見

 ④がん対策基本法の着実な実施 
 〇第3期がん対策推進基本計画(H30.3.9閣議決定)。中央区も、がんに罹患された方々を支える支援のさらなる充実を。
 〇がんなど親御さんがご病気になられた家族の包括的な支援体制の構築 「両立支援コーディネーター」含め

 ⑤包括的な相談窓口の開設 
 〇中央区の来年度の予算付けでも最重要項目のひとつ:地域福祉の課題について相談体制の強化
 〇実現していきましょう!「あらゆる相談を一括してお受けし地域の力も入れながら解決を考えて行く仕組み」厚労省:地域共生社会に向けた包括的支援と多様な参加・協働の推進に関する検討会報告R1.12.10


なども重要課題と認識しています。

13、選手村を抱える中央区の交通問題・安全対策等の課題

 ①選手村セキュリティ内にある臨港消防署の緊急出動動線の確保および消防官の増員

 ②晴海一丁目町内への五輪バス車両の流入をなくす

 ③環状二号線「豊洲⇒築地間封鎖」に伴う市場関係車両のスムーズな晴海通りへの誘導

 ④黎明橋公園通りの生活者優先の措置

 ⑤勝どき駅のこれ以上の混雑をなくすためUAC(ボランティアに物品を配布する施設)を他の場所に移転させるなど含めた抜本的な見直し

 ⑥晴海通りの渋滞のできる限りの軽減

 ⑦新大量輸送機関BRTのスムーズな運転開始

 ⑧保安要員の十分な配置

 ⑨選手村周辺トラブルの対応電話窓口の一本化

 ⑩環状2号線西側歩道の封鎖をやめ東側同様に通過を可能にすること

 など、安全対策、区民生活に支障を来さない対応につき、議論を深める所存です。

〇最新の状況 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/277e8b9e9eb5104506faa58e66fce64e

〇先日12/16 晴海地区まちづくり協議会の詳報 ⇒ 五輪の成功は選手村から!12/16晴海地区まち協(全資料添付):区民生活に支障を来さない選手村工事と運営、そのための地元と都との協定書締結(できれば、間をとりもつ区も入れた3者協定がよいのでは)

〇12/17発表 オリンピック聖火ランナールート 
 パラリンピック聖火: https://tokyo2020.org/jp/special/torch/paralympic/about/
<令和2年7月21日夕刻、中央区ルート、組織委員会資料より>


<全国、201912.18朝日新聞>


14、12月議会の進捗など

子ども達のICT環境整備が前進、11月補正予算(中央区議会第4回定例会)3億907万8千円債務負担行為の形で計上!

2019.11.25 中央区議会 第四回定例会 一般質問第一日目のメモ。

中央区議会福祉保健委員会 令和元年(2019年)12月3日質疑メモ:『災害弔慰金の支給等に関する条例』の一部改正する条例に関して。

12/12中央区議会福祉保健委員会。成育基本法の保健医療福祉計画への反映、厚労省の地域共生社会実現に向けた包括的な相談体制整備への予算申請、他会派より:がん治療後のワクチン再接種助成



15、最重要の3つの計画の改定、パブコメ実施の際には、それぞれにご意見を中央区へお届け願います。募集期間12月16日(月)~令和2年1月7日(火)(当日消印有効)。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/public_coment_bosyutyu/index.html


①『教育振興基本計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/kentouiinkai/_user_kyosyomu_time_20190711.html

 中間のまとめ: https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/kentouiinkai/_user_kyosyomu_time_20190711.files/4-02matome-an.pdf
 

②『第2期子ども・子育て支援事業計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/keikaku/kodomokosodatekaigi/index.html

 中間のまとめ(資料1): https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/kosodateplan.html


③『保健医療福祉計画https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/tiikihukushi/fukushi_keikaku_suishiniinkai/kaigi_kaisaizyoukou/reiwagannendo/_user_fkanri_time_.html

 中間のまとめ: https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/paburikku/kanri_time_20191113.files/tyuukannomatome.pdf



文責、小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com      

*サンタクロースの問答部分は、児童文学者・松岡享子氏インタビュー(朝日新聞記事2019.12.7)も参考に記載致しました。
 なお、類似の考察:https://kodomo-manabi-labo.net/santa-exist?fbclid=IwAR1dn3uNuJpOxBK0UlgY_ZCN1o1-_xQ5D6XwCsjB8KcQLt-k6xWESKv13Lw

以上

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

医療的ケアの必要な子どもが通える保育園 港区の先行事例

2019-12-20 09:43:38 | 医療的ケア

 港区の取組に、敬意を表します。

 中央区も取り組みが進むことを期待致します。


********************
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201912/CK2019122002000117.html

<子どものあした>医療ケア児 地元の保育園に 看護師常駐 港区が来月専用クラス

2019年12月20日 朝刊


 東京都港区は十九日、来年一月に新設する区立元麻布保育園(定員二百人)に、たんの吸引など医療的ケアの必要な子どもや障害児の専用クラスを設け、二~四歳の六人を受け入れると発表した。都によると、医療的ケア児と障害児の集団保育は都内で初めて。医療的ケア児を支援するNPO法人は「全国的にも珍しい」としている。 (市川千晴)

 区はこれまで、感染症のリスクやケアへの対応が難しいとして医療的ケア児を受け入れていなかったが、保護者から要望が十六件寄せられ、保育園新設に伴い、開設を決めた。

 医療的ケア児は二歳から、障害児は生後四カ月から通園できる。定員二十人で、開園時は応募があった六人が通う。

 都の医療ケア研修を受けた保育士と看護師が常時同伴する。

 保育室は二部屋あり、車イスなどで安静に過ごす場所と活動用の場所に分け、体調に応じて一般クラスや行事にも参加し、交流を図る。必要に応じて福祉車両で送迎し、慈恵医科大学付属病院の協力を得る。

 新生児の救命率向上など医学の進歩を背景に、人工呼吸器などの日常的な医療的ケアが必要な児童は年々増加。厚労省の推計によると、十八歳未満で全国に約二万人に上る。

 NPO法人地域ケアさぽーと研究所の下川和洋理事は「個別に受け入れている保育園はあるが、集団保育は画期的。小学校内に特別支援学級ができるような形だが、どんな子も地域の中で育ち、生きていける機会になる」と話している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする