浜町公園の樹木の移植に向けた管理状況を、樹木や街路樹保護の専門家であられる藤井英二郎先生から現場を視察しながら、現状の移植に向けなされてりる処置とそれをうけて樹木の状態がどうなっているか解説をいただきました。
勉強会を終え、得た私自身の感想は、「日本橋中学校の仮設校舎を建てる位置をわずかにずらすことで、移植をせねばならない大木を大幅に減らすことができ、同校中学生も、大木の緑に囲まれた環境で、学校生活を送ることが可能になるはずであり、その検討を大至急行うことが重要」との思いでした。
移植される大木の管理状況は、問題点が多くありました。
私の理解、解釈の上で、順不同で述べます。
1、根回しから移植までは、1〜2年置いてから、移植するのが通常である。
2、根回しを行う時期は、夏場は避けることが通常である。しかし、根回しがなされているため、夏場の今は、樹木の様子を毎日確認することと、水やりが重要である。
3、高木のまま移植は物理的に無理であり、小さく切られる可能性がある。
4、公園内で移植するなど、近場で移植先を探すのが通常である。
5、どれだけ、健全な樹木として、再度、移植先から戻ってくるかは厳しいところがある。
6、移植について説明する掲示板がなくなっているが、早急に説明会を開催し整備について近隣や区民へ説明をしていく必要がある。
等
以上