「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

「障がい」の記載について

2010-01-26 08:50:05 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 障がいのある方々の記載に関し、1/25の読売新聞が、コラムを書いていました。
 私も、「害」という字を用いたくないため、ひらがな記載をしています。

 障がいのある方々を生きづらくしている社会の側にある「害」を克服していかねばならないと考えています。
 中央区では、自立支援協議会の検討を見守って行きたいと思っています。今度の開催は、2/3水曜日です。


****読売新聞「編集手帳」(2010/01/25)****
行く手を石に遮られた人が、立ち止まって思案する。障害を意味する漢字「礙(がい)」は、そんな場面を示している。その俗字が「碍(がい)」だ◆常用漢字表の改定を検討する文化審議会の委員会で「碍」の扱いが一つの焦点となっている。「障害者」と表記すると負の印象が強い。中立的イメージの「碍」を常用漢字に加えて「障碍者」と表記できるようにすべきだ――。そんな意見が委員会に数多く寄せられている◆戦前は「障害」「障碍」「障礙」の三つの表記が併用されていた。「障碍物競走」と記された運動会のプログラムをご記憶の年配の方もおられることだろう。もっとも、「障害者」という言葉が定着するのは戦後になってからだ◆平仮名で「障がい者」とすべきだという意見もある。文化審議会とは別に、政府は「障害」の法令上の表記のあり方について検討を始めた◆「碍」と言えば「融通無碍(むげ)」や「碍子(がいし)」などの言葉も思い起こされる。「障害者」の表記の選択の幅を広げる意味で、まずは「碍」を常用漢字に加えたとしても、違和感を抱く人はあまりいないだろう。少なくとも「障がい者」よりはいい。

(2010年1月25日01時42分 読売新聞)
*****以上****
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