「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

銀座レモン計画  大成功

2007-10-01 06:43:45 | 小児医療
昨日9/30、
NPO小児がん治療開発サポート(SUCCESS)
そのレモネードクラブによる
銀座レモン計画と題した、
啓発イベントが、
みんなの子育て広場あすなろの木で、
開催された。

私も是非、参加したかったので、
帯広朝一番の飛行機で、帰京。

あすなろの木がいっぱいになるほどの、
人が、つどった。
本当に、いっぱいであった。
集ったのは、
医師、看護師、チャイルド・ライフ・スペシャリストら
医療を支える側の人。
院内学校の先生ら生活を支える側の人。
小児がんの子どもたちを支えていきたいと言う有志の人。
そして、患者家族、患者自身。
まさに治療中のご本人も、
福祉タクシーを使いながら、
モニターを持ち込み、
参加されていた。


レモネードを飲みながら、
小児がんの医療現場の現状を考える。
ギター演奏や、
青空麒麟児さんの紙切芸など、
余興も入りながら、
チャイルド・ライフ・スペシャリストのこと、
ベトナムでのがんの子どもへのサポートのこと、
学ぶ機会も作られた。


あすなろの木の前の
とおりを行く人には、
レモネードといっしょに、
小児がん治療開発サポートのパンフが配布された。


ユーイング肉腫の治療中の高校生は、
治療がひと段落して、
一度、高校にもどって勉強できる喜びを私に、
語ってくれた。
彼には、来春、再度の治療が計画表の中に入っている。
つかの間の、高校生活、
楽しみだと、目を輝かせていた。


思いを持った人の力で、
小児がん医療の現場が、少しでも
良い方向に変わっていくことを願っている。
変えていかねばならないという
気持ちを新たにした一日であった。


ところで、小坂君、何働いたですか?
うっ厳しい、ご指摘!!
はっきり言って、何もしてません。
場所提供に力をお貸ししただけです。
でも、多くの人が集って、
それ見てるだけで、うれしかった。
いろいろな出会いが、そこで生まれている。
私自身、
がん治療の家族が宿泊するファミリーハウスの理事、
白泉社「Silky」編集部の方、
漫画家 たちばな いさぎさん、
障害者スポーツ支援FIVE FORCE PROJECT代表 永野明氏
国立がんセンターいるか教室の墨東養護学校の先生方、
そして今、小児がんと闘っている子ども達、
多くの出会いのある一日であった。

ひととひとが、
つながるとすっごいパワーが生まれる。

昨日の日本青年会議所しかり、
このNPO サクセスしかり。









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