「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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【H22年度予算に向けて10】1・25開催 第6回教育振興基本計画 検討委員会:教育費

2010-01-25 23:51:59 | 教育
 1・25第6回の検討会が開催されました。
 本日、最終報告に向けた検討がなされ、最後の会議となりました。

 重要な内容が、出されたと思います。

 教育振興基本計画は、三つの柱で構成されます。
 1子ども達の「生きる力」をはぐくむ教育
 2「学校力」の強化、教育環境の充実
 3「社会全体」で子どもを育成する

 そして、五年間の行うべき施策が列挙されています。

 教育の第一の目的は、当然ながら、子どもたちが、「知徳体」が健やかに育つことであり、
 知:自分の言葉で自分を表現することができること
 徳:他人の気持ちに共感でき、行動できること
 体:健康であること
 これらが、バランスよく身につくことだと思っています。

 また、学ぶことは、一生涯続くものです。その点からは、私は、中央区では、生涯教育の充実をもっと図るべきと考えています。
 また、短期的な五年間の施策が書かれていますが、検討委員会で話された内容自体は、10年先も見通した内容が多かったと思います。すべての内容を織り込んでの明文化は十分でなくとも、ぜひとも、生かして行っていただきたいと思います。
 

 
 詳細は、後ほど出る議事録をごらんいただきたいと思います。
 昨日の検討会で、私が、大事と思った項目を箇条書きにします。

*「教育環境に関する基本条例」の区民の周知

*「きらら中央」の区民の周知

*特別支援教育での幼児期から学校卒業までの継続した“相談”体制だけでなく、“支援”体制の整備

*幼児期か、乳幼児期か(教育という範囲の考え方を、乳児期まで拡大するか、どうか。) 茨城では、二歳児を幼稚園へ

*教育一括交付金の受け入れ態勢
 地方分権の中で、地方の自由裁量で使える財源が、国からおりるようになる。

*第三者評価ガイドライン

*総合防災教育
 取り入れていく方向

*地域人材受入を“学校発”で行っていく

*地域人材が教育現場でお手伝いした場合、ポイント制とし、そのポイントは地域の商店街で使用できるようにする

*学校の自主財源の確保の手法

*学校評価の人材を幅広く

*プレディを地域の人材が支援している点

*学校教育力向上に医療や福祉も必要である点

*モンスターペアレントというが、その背景を知るべき

などなど

 最終報告は、1/29に教育長へ答申されるといいます。

 今後は、策定された計画を、どう来年度の教育に反映させていくかが焦点になります。
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