東京都は、土壌汚染の専門者会議で出された方針について、都民と合意形成する機会をもつことなく(リスクコミュニケーションの場を持つことなく)、次は、「技術会議」なるものを設けて、豊洲移転を強引に進めようとしています。
都民は、誰も専門家会議の方針でよいと判断を下しておりませんし、専門家会議の方針で本当によいのか、リスクコミュニケーションの場をつくると質疑応答で約束したのは都のほうです。
専門家会議の提言の不備な点を明らかにしていこうという趣旨で、以下の呼びかけをうけましたので、私も賛同し、転載します。
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【転載歓迎】
パブコメ回答に対して再質問しましょう!
豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議が行った意見公募【パブリックコメント】への回答がありました。
東京都の、「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等に関する専門家会議」のサイトに、先日のパブリックコメントへの回答がアップされています。
7月13日から20日までの短期間の公募でしたが、なんと264通ものパブコメが寄せられました。この問題に対する関心の高さが伺われます。
回答部分を読んだ多くの方から「回答になっていない!」との声が届きました。回答が不充分なばかりでなく、論点をずらしたり、答えなかったりなど非常に不誠実なものでした。この様な回答をベースにして、26日「報告書」が出されたことに驚きを感じます。
このままで論議を終わらせてはならないと思い、皆様にパブコメ回答に対して再質問を呼び掛けることに致しました。
パブコメを提出した人も、提出しなかった人もぜひご参加をお願いします。
集まった再質問はまとめて公表すると共に、東京都に提出、回答を要求します。
再質問の為の資料は下記です。
報告書(案)に対する意見募集の実施結果について
※報告書(案)については、第8回資料をご覧ください。 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/senmonkakaigi1/index.html#1
・平成20年7月28日 意見募集の実施結果 PDF 164KB
・平成20年7月26日 補足資料:ベンゼン・シアンの健康影響の概要 PDF 25KB
・平成20年7月28日 意見募集の対象以外のご意見 PDF 29KB
この3番目の「意見募集の対象以外」というのが何かと言えば、そもそも論としての位置づけへの疑義、検討の進め方の間違いや筋の悪さや倫理観からの逸脱、情報公開の問題点などをまとめた内容を数多く含んでいるものです
書き方は自由ですが下記に注意してください。
*匿名を希望される方は「匿名」と銘記してください。
*再質問は見出しとしてページ数と質問No.を頭に書いてから書き始めてください。
*新たな質問は新規と書いてから書き始めてください。
*締め切りは8月25日とさせていただきます。
下記「市場を考える会」宛、お願いします。
メール; yamaharu55@ybb.ne.jp
FAX 047-353-3349
特に土木の専門知識をお持ちの方、
① 地下水位管理は可能か。
② 液状化は防げるか。
この点についてのコメントをよろしくお願いします。
以上、
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