2024.9.5、所属する区民文教委員会が開催。
質疑の概要を記載。
今後出る議事録で詳細はご確認ください。
記
1,報告5 『教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価の結果に関する報告書』(以下、点検評価報告書という。)
(1)人材確保(75ページ)
小坂:教職員の人材確保の重要性を、学識経験者である玉川大学教育学部教授坂野先生も総評で記載されている。
人材確保について、どのように点検評価しているか。
4月段階で、教職員の欠員は生じていなかった。現在、欠員を生じている学校はあるか。
教育委事務局回答:人材確保は、都の所管である。人材確保は、都に要望していく。
「教育振興基本計画2020」には、人材確保の計画はなく、その基本計画に基づく点検評価報告書には、その記載がない。
教育委事務局回答:現在欠員は生じていない。
平成20年より、欠員が生じた場合、講師や体育指導員から担任に転換いただいたりしている。ただし、当該学校内で。
小坂:当該校で、配置転換はできても、学校を超えての転換はできないものである。
教育委員会として、代替教員となるべき講師を採用し、欠員が生じた学校へと、万が一の際は、担任として赴任いただく仕組みをさらにとれるように検討を要望。
大田区の代替教員確保の事例(2024年度予算)がある。
(2)教職員の働き方改革の進捗の評価指標(31ページ)
小坂:令和5年度は、令和4年度より、教職員の残業時間が12%減少できている。
残業時間月45時間を超える教員の割合?
教育委事務局回答:残業時間月45時間を超える教員の割合の資料が現在手元にない。
残業時間にも、いろいろある。
小坂:残業時間だけの評価だけではなく、今後は、どのようなことに残業時間を使われたかの評価も入れていくべきでは。
総時間だけではなく、校務分掌、会議対応、生徒対応、保護者対応、授業準備などその要した内容も一緒に分析されてはどうか。
残業時間以外に、評価の指標は何かないか。
教育委事務局回答:残業時間は、分けられない。ただ、評価については、「中央区立学校における働き方改革推進プラン」の改定なども念頭に、検討していく。
小坂:ぜひ、「中央区立学校における働き方改革推進プラン」の改定も進めていただきたい。
また、評価指標としては、「ストレステスト」の状況、「高ストレス」の割合なども入れることを検討を。
(3)一人一台端末で「主体的・協働的で深い学び」(21ページ)
小坂:一人一台端末を用いた協働的な学びは、実際、どのように展開されているか。
教育委事務局回答:ダッシュボードというソフトを活用し、授業において、一人一人の児童・生徒の回答を一度に掲示ボードに示し、クラス全員の考え方を、全員が共有して授業ができている。
(4)不登校、スクールソーシャルワーカー(37ページ)
小坂:「保健・医療機関との連携」がゼロとあるが、これは、本当だろうか。
教育委事務局回答:親のところで、医療機関につながっているなどの場合もあり、今後は、カウントの方法なども検討する。
小坂:アクセスが難しい場合もあるかもしれない。また、医師側からのアウトリーチできるようにしてもよいかもしれない。今後とも、ご検討を。
*時間の関係で、質疑できず。⇒(5)概要版の作成(75ページ)を学識経験者からも総評で述べられている。小学生にもわかる形での作成を。
2,報告6 晴海西小学校・中学校の児童数増加への対応
小坂:中学校の別室登校の部屋は、令和6年度に日本橋中、佃中に加えて、銀座中、晴海中に整備されたところだが、令和7年度から、晴海西中学校に整備されることとされてきた。計画通り準備されるか?
教育委事務局回答:必要とされる部屋は、準備していく。
小坂:小学校でも整備が求めらるものであり、晴海西小学校は、急いで整備すべき学校の一つである。合わせて検討を。
*晴海西小中学校、子ども達の学びへの影響は、最小限にとどめます。作るべき教室(別室登校の場など)は、必ず整備します。
3,小学校 宿泊事業のありかた
小坂:今回、台風10号が当初の予報通りに動いた場合、8月下旬の赤城林間学校は中止になっていたかもしれない。進路が遅く、実際は実施できた。
宿泊事業が台風で当日事業が中止になった際の対応、中止ではなく延期で対応するか。
教育委事務局回答:台風が来た場合など、学校が休校となるようなことであり、中止になる。その際は、代替日が作れるか検討はする。
小坂:林間学校、臨海学校、移動教室など大事な体験の場であり、万が一、当日に台風などで中止になったとしても、代替日の検討をお願いします。
以上
*****過去の区民文教委******
●2024.7.25 7月委員会
2024.7.25区民文教委員会 質疑の概要。入船湯廃止、不登校、教育振興基本計画、柏学園セカンドスクール、教員不足、医療と教育連携、ラジオ体操
●2024.6.10 6月委員会
本日6/10、所属する中央区議会区民文教委員会の質疑とそれに対する区の回答。
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