本日の本会議一般質問、学校へ行かない選択をする児童生徒の多様な学びが、全員できるように、質問します。
ご関心のあるかた、中央FM84.0MHzでラジオ同時中継されます。4番目なので、午後4時以降になると思います。
8、学校へ行かない選択をする児童生徒の多様な学びの実現
先日、昨年度の不登校の子どもの数が約35万人と報道された。毎年5万人規模で増えている。本区も、小学生107人全国平均2.0%のところ1.22%、中学生116人全国平均6.7%のところ6.80%、前年度から小学校は16人増加、中学校は20人減少している。学校間の割合の幅は、小学校が0.3%〜2%、中学校が5%〜7%である。
担任の先生らが連絡をとり全員の対応はできているものの、「機関につながっていない児童生徒」が、小学生25人、中学生20人合計45人とのことである。
本区では、学校へ行かない選択をする児童生徒への多様な学びの提供として、適応教室、晴海西中学校へも来年度開設し全中学校で別室登校できる環境整備、フリースクールとの連携等それぞれの居場所が整備されてきている。適応教室では学習塾のクラスを開講したり、来年度からメタバースでの出席の取り組みも開始予定である。
①まずは、全小学校へも、別室登校の場を早急に整備すべきと考えるが、整備の考え方をお示し願う。プレディ、学童、図書室、高齢者施設の一角などの場所をタイムシェアするなど、早急に拡大できないか。また、プレディサポーターのように地域ボランティアの力も活用して、別室登校の子ども達を見守る支援員の確保も、急ぐべきと考えるがいかがか。
②フリースクールに通う児童生徒は助成金申請数からは29人ということであるが、在籍校と当該フリースクールとの連携体制は取れているか。
③「機関につながっていない児童生徒」へのアプローチとして、区は、いかがお考えか。それら児童生徒に寄り添うためには、親からも学校からも独立した立場で、本人の思いや考えを聞き、その思い考えを親や学校に言えるように支援し時には代弁し、本人の最善の利益のために行動する独立した第三者が場合によっては、必要ではないかと考える。のちに述べる子どもアドボカシーの実践者「アドボケイト」の役割であるが、本人の思い・考えを聞くために心がけている点は、何か。
④ご自宅からたとえ出られない場合でも、医療福祉とも連携し、「居宅訪問型児童発達支援」などの制度も活用し、ご本人ご家族と相談をしながら、訪問の形での活動の機会を提供できると考えるが、いかがか。文京区や台東区では本制度の活用ができており制度適応の拡大に向けた検討を望む。
⑤本人および家族に対して、別室登校、適応教室、フリースクール助成、社会福祉協議会に登録した支援団体の情報などをわかりやすく整理した一覧を作成し、ホームページへ掲載することや紙媒体を作成し、情報提供が行われているか。
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