「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

宇宙を学ぶことのロマンを感じました。京都市立芸術大学美術学部准教授 磯部洋明氏のご講義を拝聴して。

2020-11-15 12:23:02 | 教育

 2020.11.14に、。京都市立芸術大学美術学部 准教授 磯部洋明氏の講義を拝聴する機会を得ました。

 先生の宇宙に対する姿勢から、拝聴する私自身も、宇宙を学ぶことのロマンを感じることができる、とても、とても楽しいご講義でした。

 すでに、天文館があり、楽しく学ぶ機会はありますが、JAXAやつくば市と連携することで、中央区の子ども達にも、宇宙を学ぶことの楽しさが、伝わる機会が、もっと増えればと思っています。



 以下は、学んだことを、私の理解で書きます。

 本当のところは、ぜひ、生の先生の講義を受講下さい。

 ちょうど、発射まで、24時間を切りました。
 宇宙船の成功を祈っています。https://astro-mission.jaxa.jp/noguchi/


**********************

Q:今は、氷河期だけど、温暖化が解決されるか。

A:氷河期だからと言って、スケールが異なる。
  温暖化対策を怠ってはならない。

Q:宇宙探査の目的は?


A:①私たちは、どこから来たか? 
 ②私たちは、どこにいるのか?  
 ③私たちは、どこへ行くのか?
 を知ること

Q:では、どこから来たの?

A:138憶年前のビッグバンから始まった。


Q:では、どこへ行くの?

A:
①10の2乗~4乗年(100年~10000年)周期で、気候変動が起きる。

②10の6乗~8乗年(1百万年~1億年)周期で、地形の変動が起きる。

③10億年で地球の水がなくなる。

④太陽の年齢は、6×10の9乗年(60億年)で、急におおきくふくれあがり、地球が飲み込まれる。

⑤ビッグリップが起こりで宇宙が終わる。


Q:地球の行き先に希望を持たせるための、話し合いの場はできるか。

A:できないであろう。現代、企業が、宇宙に乗り出している。
  国家の場合とことなり、自由。


Q:宇宙学で、最も熱い論点は? 

A:水がある惑星は見つかっている。次は、生命体の発見。


Q:今、宇宙探索で気をつけるべきことは何か。 

A:地球からの物質を、持ち込み汚染すること。地球外生命体として見誤ってしまうため。

Q:タイムマシーンは、できるか。

A:光速に進むことで、地球時間が遅れ、未来に行けることは可能である。
  過去は、ワームホールのようなものが見つからねば難しい。

Q:宇宙を考えることとは、

A:フィクション、ファンタジーではなく、そこにあるものを考察している。

 今、生きていることがすべてではないことがわかり、研究することで、ある種の解放感を感じることができる。


Q:宇宙学を学ぶことの、現代社会の意義は。

A:異なるスケールで考えることに意義が出てくる。


Q:例えば、ビッグリップが来て、宇宙はなくなるが、宗教と矛盾するか。

A:その人の苦しみを救うことの宗教との矛盾はない。



Q:宇宙人とのコミュニケーションはどうとるか?

A:木村先生に譲る。




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