「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニック:10/3(月)-7(金)午前診療8:15-10:00で短縮します。午後15:30-19:00通常診療、病児保育通常通り。あすなろの木:10/8(土)第17回学びの宝箱

2022-10-02 09:27:51 | 日程、行事のお知らせ

こんにちは、小坂クリニックです。

10月に入り、いろいろなイベントが企画されています。
学校行事も運動会、文化祭など本番へ。
実りの秋を、楽しんで行きましょう。

「あすなろの木」が毎年行って来ました第17回『学びの宝箱』も、いよいよ今週10/8土曜日開催です!
月島が舞台のまちづくり短編映画、予告編が公開されました!
➨ (379) 『探す未来』 予告編 - YouTube




恒例の小坂クリニックの来年の健康標語の募集を開始しました(〆切10/31)。
どしどし、ご応募お願いします。
あすなろの木の前にも応募箱をおかせていただいております。


コロナは、少しずつ減ってきたように感じますが、ゼロではありません。
発熱、咳などでご受診される場合、事前にお電話をお願いします。
コロナの患者さんと、一般の患者さんは、動線を完全に分けて診療をしています。
コロナ以外のお熱の風邪、ヘルパンギーナ、手足口病なども、出ています。
インフルエンザワクチンの予防接種を開始いたしました。お電話でご予約下さい。
南半球では、インフルエンザが流行したため、注意が必要です。

コロナに関してのAERAdot.の取材:https://dot.asahi.com/dot/2022092200097.html

インフルエンザの状況:日本の来るべき冬を占う今冬のオーストラリアで、インフルエンザが流行

区の感染症の状況:(第37週9/12-9/18)
https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/kansen/chuokansendoukou.files/chuocity.37syuuhou.pdf





いろいろな相談外来も開いていますので、
まずは、クリニックにお気軽にお問い合わせください。
火曜日には、心理士さんと一緒に考えてまいります。
決して、一人で抱え込まないでください。
どんな小さなことでも、お持ちください。

近所のかたがたと月島三丁目児童遊園仮移転地において、
朝のラジオ体操、毎日やってます(日祝、雨天除く)。
土曜日もやってますので、体力維持、朝のリズムづくりにお役立て下さい。

2022年9月現在の中央区の子ども達の諸課題を小児科医の視点からまとめてみました。
➨ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/b791ed4f03cc9f2a9a5c03f9c96f5cad




1,日程について

(1)今週末の日程について

10/8(土)   9:00-12:00 急病対応致します。 

10/9(日)   9:30-13:00 急病対応致します。

10/10(月)   11:00-13:00 急病対応致します。


(2)時間変更について(病児保育は通常通りの時間帯8:30-17:30で実施いたします。)

中央区議会の決算特別委員会の関係で、診療時間が変更になるところがございます。
ご迷惑をおかけいたしますが、どうかよろしくお願い致します。

10月3日(月)~7日(金)午前診療を、短縮致します。(午後診療、病児保育は変更ありません。)

午前診療8:15-10:00

午後診療15:30-19:00

2,予防接種、極力痛くないようにうつのが小児科医の役目

(1)赤ちゃんの予防接種、健診、お受けしています。お電話でご予約ください。

 ブックスタート事業とも連携。

 健診では、視力のスクリーニングも実施(無料)し、弱視の早期発見に心がけています。
 使用する器機は、現在、多くの自治体(中央区は未導入)の三歳児健診でも使われるようになっており、ご負担なく簡単に測定。

 おたふくは、中央区の接種票があるかたは、無料で対応しています。


 
(2)子宮頸がんワクチン情報

子宮頸がんワクチン、厚労省も積極的な勧奨、接種していきましょうという方向性に切り替わっています。

・数字でわかる子宮頚がん(MSD社提供)
https://youtu.be/QOIuMdxdEao

令和4年4月よりHPVワクチンの積極的な勧奨の再開(定期接種の対象者:12歳~16歳の女子)。同年齢を超えていてもキャッチアップ接種(平成9年度生まれ~平成17年度生まれ)も行われます。

・子宮頸がんワクチンに関する知識(朝日新聞2022.7.6より)
➨ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/96c55a2690f17a40e57a73793e683067
 
(3)新型コロナワクチン情報

5-11歳の予約枠、新たにつくっています。当院特設予約サイトからお申込みください。
申込➨ https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825


新型コロナ 追加接種やオミクロン株対応ワクチン どう考える
➨ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220812/k10013766531000.html

厚労省も学会も積極的に勧める方針に変わった5〜11歳のワクチン、やっぱりうった方がいいの?
➨ https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-okabe-23-5-11-coronavaccine

小児コロナ入院患者における症状などを “デルタ株流行期”と“オミクロン株流行期”で比較 ~オミクロン株流行期は“けいれん”が多く、 ワクチン接種済みの患者で重症化した患者はいなかった~
➨ https://www.ncchd.go.jp/press/2022/0812.html


[第8波]子どもたちを守れ
➨ https://furuse-yukihiro.info/2022/09/%ef%bc%bb%e7%ac%ac8%e6%b3%a2%ef%bc%bd%e5%ad%90%e3%81%a9%e3%82%82%e3%81%9f%e3%81%a1%e3%82%92%e5%ae%88%e3%82%8c/


(4)インフルエンザワクチンの接種を開始いたしました。

 お電話(03-5547-1191)でご予約下さい。

 なお、ワクチン不足が生じてはいけませんので、まずは、小児を優先して接種します。(高齢者及びチメロサールフリーの接種のご希望に対応するため妊婦の方は、お受けいたします。)

 ワクチンの供給状況をみて、大人にも接種可能にするかを11月に判断します。


        記

予約開始・接種開始 9月27日(火)~

予約方法:当院へお電話ください。03-5547-1191

接種料金

子ども:3000円(消費税込み)

    ただし、チメロサールフリーご希望の場合、3500円(消費税込み)

妊婦:4000円(消費税込み、チメロサールフリーで接種します。)

高齢者:無料(中央区の接種券で対応)

 

以上




(5)経鼻インフルエンザワクチン フルミストの先行予約

今年も当院では、注射ではないインフルエンザワクチン(経鼻投与)

フルミストの 予防接種を実施することになりました。

開始時期は、決まり次第お知らせしますが、例年、11月上旬ころ開始しています。

 
接種ご希望の方は、①接種者名 ②年令 ③携帯電話番号を御記入のうえ


以下のメールアドレスにて御返信ください。

メールアドレス: genkids_flumist@yahoo.co.jp


返信メールを受領いたしましたら、優先予約番号と共に、御連絡致します。

予約枠残数はごくわずかとなりました。
ご希望のかたは、お早めにご予約願います。


3,災害への備えを。

●この際、震災・台風などの災害時の避難について、
一度、再点検をお願いします。

●避難時に、支援が必要な方には、
『個別避難計画』が立てられますが、
誰と避難するかも含め立てられた計画がうまく実行されるかについても点検願います。
とくに、防災訓練を通じ、避難に向けたネットワーク作りも大切です。

医療的ケア児者には、場合によっては、直接の福祉避難所への避難が求められます。
➨ https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/article/005/53/

人工呼吸器使用者への自家発電装置購入費助成、蓄電池も
➨ https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/sinsin/kaigo/seikatuyogu/yogu-generation.html

従来型避難:この流れでは難しい。


ダイレクト避難:こちらの備えを。




●親子防災の楽しいページを見つけましたので、共有させていただきます。

あんどうりす氏防災HP: https://andorisu.jimdofree.com/



4,心理、発達はじめなんでもご相談外来、実施中。火曜日は心理士の先生と一緒に考えます。

●不登校のご相談

 起立性調節障害など体の状況も同時に診察しつつ、ご相談をお受けいたします。

 不登校でお悩みのかたへの情報提供、奈良県立教育研究所作成2020.8.6

 

Q:かかりつけ小児科での不登校の治療について教えてください。


A:不登校はコロナ禍において増加しています(*1)。文科省は年間30日以上の欠席と定義しますが、医療では日数に関係なく対応します(*3)。

 低学年では、食事・睡眠・排泄などの生理的問題や不安・発達特性による集団参加困難が、思春期では、学校での対人関係や学習の問題、睡眠・生活リズムや起立性調節障害(*2)、ネットやゲームの問題、精神疾患などが背景にあります。

 不登校の初期は、不安や緊張のため身体症状(頭痛、腹痛、立ちくらみ、疲労感、微熱、不眠、食欲不振など)が発生・悪化しやすく、初期対応がとても重要になります。

 心と体が相互に影響を及ぼしあっていて、体調が悪いと不安が強くなり、不安や緊張がひどくなると体調が悪くなります。この身体症状と心理的ストレスの関係(心身相関)に気づき(メタ認知=自分を観るもう一人の自分が育つこと)、セルフマネージメントができることを治療では目指します。

 食事・睡眠・活動ができる環境を整え、症状をゼロにするよりはつきあうこと、いじめには即時介入することを学校やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、専門機関とも連携し行います。かかりつけ小児科が、ハブとなって各関係機関をつなげていきます。
 学校での取組み方がまとめられた『岡山型長期欠席・不登校対策スタンダード』https://www.pref.okayama.jp/site/16/604664.htmlがネットから得られ有用です。

 不登校からの回復には、レジリエンスが欠かせません。そのために、かかりつけ小児科が責任をもって、本人そしてご家族を支持的に支援していきます。
 すなわち、本人の穏やかな気質、自己肯定感がそのレジリエンスを高めます。家族の温かさ、親密さ、まとまりがそのレジリエンスを高めます。
 そして、本人と家族が、肯定的で支持的な関係にある大人から支持を得ることで、そのレジリエンスが高まります。それを担うキーパーソンの一人が、かかりつけ小児科医だと考えます。
 中学3年生で不登校だった子どもの約8割はその後社会に参加できています。




●発達のご相談

 発達の相談、クリニックにもお持ちください。

 心理士や療育の施設と連携し、発達を見守って参ります。

 中央区は、「育ちのサポートカルテ」を作っています。

 当院も、情報を共有し、その子の育ちの環境づくりに活かしていきたいと考えます。


●いじめにつきましても、一緒に解決策を考えていきましょう。


5,アレルギー相談

・食物アレルギーなどの指示書、ご記入いたします。

・花粉症などの減感作療法、実施いたします。




6,スポーツの秋へ、10月10日(スポーツの日)は、中央区区民スポーツの日で楽しんで下さい。



7,重要な計画のひとつ『男女共同参画行動計画』の改定作業中です。
https://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/danzyokyodosanga/keikaku/suisiniinkai.html

 教育・子育て支援、障がい者施策、防災、環境、あらゆる分野の充実につながるべき計画であり、進捗にご注目ください。
 今年度は、男女平等及び多様性尊重社会推進条例が中央区でも新規制定される予定でもあります!
 同計画のパブリックコメントの際は、ぜひ、ご意見をお届けください。

 第一弾の大きな進捗として、中央区の住宅において、パートナーが配偶者同様の資格が与えらえる条例改正が、これからの中央区議会第三回定例会でなされます。

ご参考:
『中央区男女共同参画行動計画2023』改定作業中。特徴的な質問項目をピックアップし、2023素案に出ているアンケート結果と、5年前の結果の比較。考え方が進んだかどうかわかります。


丸亀市の『多様性条例』(令和3年1月1日施行)を読む。中央区が現在検討中の「男女平等、共同参画に関する基本条例」の骨子案(令和4年8月5日)とともに。

『中央区男女共同参画行動計画』2018から2023へ。「無意識の偏見アンコンシャス・バイアス」の解消に向けた着実な一歩を!

治療と仕事の両立もまた、大事。厚労省が特集記事。

中央区、多様性を認め合う社会への第一歩。パートナーとの居住に関して、区立・区営住宅などの条例改正、9月議会に上程。


8,重要な計画のひとつ『環境行動計画』改定作業中です。

2050年に向けた温室効果ガス総排出量100%削減の工程、本年度『中央区環境行動計画』改定。


9,10年後の中央区の方向性を決する『中央区基本計画』改定作業中です。

●財政面で基本計画に影響を与えることとなる区役所建替え計画は、一端中止となりました。
中央区、本庁舎の建て替えを一端中止。学校整備など優先すべき事項があり、ある意味、英断ではないでしょうか。



10、健康医療福祉都市構想、中央区も進めましょう。

●健康医療福祉都市構想、中央区も整備を
中央区も、「健康医療福祉都市構想」を掲げましょう!住んでよし、子育て・教育よし、そして、慢性期のリハビリも担うことができる「街」へ。

●親亡きあとの安心

「自分たちのなきあとも、障がいのある子が笑顔で暮らしていってほしい」想いをつなぐノート、八尾市にできる。

 

●大事な区民の足のひとつ「コミュニティ・バス」のルートの変更作業中です。

葛飾区(23区初、令和5年4月より)、世田谷区(検討中)に、中央区も是非続きましょう!区立小中学校の学校給食完全無償化。中央区出費の規模感は3.3億円。



11,中央区ホームページが2月に完全リニューアル。それにあわせデジタル化、進行中です。

●町会・自治会のデジタル化支援
町会・自治会のデジタル化に中央区が取り組みます。町会、自治会の皆様、ぜひ、ご利用ください。

12,思うこと

今回の「国葬」に関する小熊英二氏(慶応義塾大学教授・歴史社会学)の分析。何が問題の本質か。

2018年ノーベル医学生理学賞、本庶佑氏ら。がん免疫療法、「がん細胞を攻撃する免疫細胞は、体の中にすでに存在している!」、このメカニズムの解明はやはりすごいと思いました。

ジョージ・オーウェルの『一九八四年』を読む。



以上

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コロナの陽性のかたのご自宅でのフォローの仕方について 厚労省から

2022-10-01 16:44:02 | 新型コロナ 出口戦略

 コロナの陽性のかたのフォローの仕方について、厚労省からの情報です。

 念のため、共有します。

https://www.mhlw.go.jp/content/000996047.pdf



 

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