岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【看護婦】吉田辰子について2   石井十次34

2005-03-25 10:06:40 | 石井十次
辰子が孤児院に来てから3年が経った。 1895年、品子と十次に病魔が遅い、品子には炭谷小梅が 付きっきりで看病し、十次の収容先である離病院には二人の 看護婦が付き添った。そのひとりが辰子だった。 そして十次のみ生き残ることになる(2月21日号掲載)。 その時のことを、小梅の講演録から引用してみる。 少し長いが、大切な内容なのでお許しいただきたい。 石井氏は3人の実子と300人(1895年現在) . . . 本文を読む