岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

【院内】家庭舎と養育  石井十次その39

2005-03-30 12:16:16 | 石井十次
1906年(明治39年)収容児数が前年比3倍に急増する最中に 家庭舎という小舎制へ移行を始めた。 10~15名収容の建物を数多く建て、建物ごとに一人の主婦 (保育士)が児童の養育する体制は、当然ながら建物の 数に見合った主婦が必要になった。 十次は1906年(明治39年)1月発行の岡山孤児院新報で、 「院内を全く理想的即ち家族的(バーナード式)に改良した きこと」などが書かれており、特に家庭舎建 . . . 本文を読む