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映画『グレターひとりぼっちの挑戦』がCOP26の開催時期に合わせて公開されています。
グレタさんに関してはテレビの報道で知っている程度です。
本も読んでいません。
すごい人だなと思っていました。
この映画は、彼女が学校ストライキをひとりぼっちで始めたその日から撮影しています。
環境問題を取り上げることの多いネイサン・グロスマン(監督)が彼女の行動を察知し撮影を始めたのです。
監督自身、数か月後には世界中に拡がるムーブメントになっていくとはとても想像できなかったと思います。
それが2018年8月のことです。
ポーランドで開かれたCOP24(2018年12月)では招待され演説しています!!
まさに数カ月の後です。
この当時、温暖化が進行していることにまだ懐疑的な指導者が多かったのは事実です。
彼女に対して無視だけでなく敵意さえありました。
たった3年前のことです。
(今でも温暖化はないという広告をYOUTUBEに載せている似非学者がいます)
グレタのたびにいつも同行するのは父親です。当然大きな不安を抱えることになるのですがグレタの信念は変わりません。
2019年7月、アメリカ・ニューヨークに向かいます。
このことは多く報道されていたのでご存知のことと思います。
再生可能エネルギーを電源とするヨットで2週間の航海の旅です。
これが大変な旅なのです。
嵐の中を突っ走るのですが、ベッドも板のような簡便なもの、トイレはバケツです。
この船旅を選んだのは並々ならぬ覚悟があったと思います。
船酔いに苦しみながら、ホームシックに襲われ愛犬に会いたいと切に願う少女が撮影されています。
彼女は、重い重い責任を感じています。
それが指導者たちへの怒りの言葉となっています。
今年COP26が開かれました。
(世界のリーダーが400機の専用航空機で集まったと報道されていました。怒りしかありません)
結果はご存知の通り。
未来はまだ暗い闇の中です。
まだ一筋の明かりも見えない状況です。
世界の若者は行動しています。
大人は責任をとろうとしません。
大人こそ、この映画を観るべきです。
画像は映画パンフレットより
お読みいただきありがとうございました。