8月31日、NHK総合にて「ヒバクシャからの手紙」を放送していた。
再放送なのでしょう。
見入ってしまいました。
コメンテーターに、平岳大さんと田口ランディさん。
平さんの祖母は被爆者だったが、原爆の話はまったく聞いていないという。
田口さんは、被爆のマリアなど、原爆を題材にした小説を書いている。
二人は広島でヒバクシャの方と語り合う。
以下はNHKの番組案内です。
昭和20年8月。広島と長崎に原子爆弾が投下され、
21万人(※注)もの命とかけがえのない日常が奪われました。
生き残った被爆者の多くは壮絶な記憶を封印したまま、
その後の人生を送っています。
※注:昭和20年末の推計値
胸の奥底にしまい込んだ苦しみや体験を次の世代に伝え、
核兵器のない世界を実現していくため、NHK広島放送局では毎年、
「ヒバクシャからの手紙」を朗読する番組をお伝えしています。
被爆から68年。
7回目となる今年の番組では、ゲストに作家の田口ランディさんと
祖母が広島で被爆している俳優の平岳大さんを迎え、
被爆者が年々少なくなっていく中、どうすればその声を語り継いでいけるか、
真剣に考えます。
これまでにお寄せいただいた手紙の一節です。
「この手紙を書こうと思い立ってから十二日が過ぎてしまった。
理由は思い出すことがいやだからだ。(中略)
自分だけがこうして生きながらえていることを、あの時死んで行った者達に罪の念をいだいて、
心をころして生きて居る。」
あなたは、この手紙に刻まれている被爆者の苦しみを、
本当に理解できていますか?
被爆から68年。やっと書いた文章。
今でも被爆した現場に行けない方が映像に。
時間が経ち記憶が薄れるといういうのは本当なのか。
東日本大震災でも今もなお現場に行けない人が多い。
直接話をお聞きした。
あまりにも衝撃が強い場合は、そのような作用(記憶が薄れる)も起こらないのかもしれない。
田口さんのコメントは胸に突き刺さる。
被爆を語り継ぐとは、68年前の被爆のことではない。
68年間続く苦しみの体験を聞くことである。
風化するわけのない、深い心の傷を知ることである。
再放送なのでしょう。
見入ってしまいました。
コメンテーターに、平岳大さんと田口ランディさん。
平さんの祖母は被爆者だったが、原爆の話はまったく聞いていないという。
田口さんは、被爆のマリアなど、原爆を題材にした小説を書いている。
二人は広島でヒバクシャの方と語り合う。
以下はNHKの番組案内です。
昭和20年8月。広島と長崎に原子爆弾が投下され、
21万人(※注)もの命とかけがえのない日常が奪われました。
生き残った被爆者の多くは壮絶な記憶を封印したまま、
その後の人生を送っています。
※注:昭和20年末の推計値
胸の奥底にしまい込んだ苦しみや体験を次の世代に伝え、
核兵器のない世界を実現していくため、NHK広島放送局では毎年、
「ヒバクシャからの手紙」を朗読する番組をお伝えしています。
被爆から68年。
7回目となる今年の番組では、ゲストに作家の田口ランディさんと
祖母が広島で被爆している俳優の平岳大さんを迎え、
被爆者が年々少なくなっていく中、どうすればその声を語り継いでいけるか、
真剣に考えます。
これまでにお寄せいただいた手紙の一節です。
「この手紙を書こうと思い立ってから十二日が過ぎてしまった。
理由は思い出すことがいやだからだ。(中略)
自分だけがこうして生きながらえていることを、あの時死んで行った者達に罪の念をいだいて、
心をころして生きて居る。」
あなたは、この手紙に刻まれている被爆者の苦しみを、
本当に理解できていますか?
被爆から68年。やっと書いた文章。
今でも被爆した現場に行けない方が映像に。
時間が経ち記憶が薄れるといういうのは本当なのか。
東日本大震災でも今もなお現場に行けない人が多い。
直接話をお聞きした。
あまりにも衝撃が強い場合は、そのような作用(記憶が薄れる)も起こらないのかもしれない。
田口さんのコメントは胸に突き刺さる。
被爆を語り継ぐとは、68年前の被爆のことではない。
68年間続く苦しみの体験を聞くことである。
風化するわけのない、深い心の傷を知ることである。
被爆のマリア (文春文庫) | |
田口 ランディ | |
文藝春秋 |