この映画を観ながら、横浜の情報ってなかなか入ってこないなーと思いました。
ハマのドンのことはテレビニュースで見ていました。
でもそれは2019年の話で、その後2022年の横浜市長選の頃にはどのように活動していたか知りませんでした。
首都圏では報道も多かったでしょうが西日本ではあまりニュースにならなかったように思います。
私がテレビをあまり見なくなったからかもしれません。
ところで、この「ハマのドン」はテレ朝のプロジューサー松原文枝さんが3年間に渡りドンを追っかけた作品なのです。
なんだ、テレビ映像かと最初は思いました。
確かに当初はテレビ用につくられていますが、森達也監督が映画化を奨めたことで、見事な作品になったというわけ。
でもテレビ映像では映画館の大画面では粗くなるのではと昔人は思ったけれど、そんな心配は全くなかった。
映像はテレビ画面サイズ(16:9)なので映画館の大画面をフルに利用できる。もっとも迫力があり破綻はない映像になっている(と思う)
では映画の内容について書いていきたいと思います。
まずこれはドキュメンタリーなので観客は結末がわかっているが、制作側や撮影される側は「今」を生きるのみ。
この素材が陽の目をみるのかどうかもわからない。
まずエンディングまで「ハマのドン」が健在でおられるかどうかさえもわからない。
勝ち負けはいいとしても。
しかし、この「横浜カジノ」は政治家がひどすぎる。悪人の巣窟のようだ。
「ハマのドン」だって保守も保守。横浜で一番最初に自民党員になったことを公言している。
菅氏より20歳は年上だから、彼を政治家に育てた人間だといえる。
もちろん、他の自民党の大御所とも懇意だ。
これでは同じ穴のムジナと言えそうだが、彼はそうではないという。
かれは「自民党はやりすぎだ」という。
ゴリ押しをする。その結果が「ハマにカジノ」だ。
林市長がカジノ推進に舵を切った。ドンは彼女が悪いのではない、裏で操っているのがいる。
もちろん、菅氏のことだ。
秋田からぽっと出てきてハマの歴史について何も知らん、と思ったのではないか。
ハマに賭博はいらない。
ハマで生きてきた人々、これから生きる人に顔向けできない。
カジノなんか作ったら三途の川の向こうではこっぴどく叱られると思ったのだろう発言が続く。
まっとうなことをしていないと申し開きがつかないのだ。
とりあえず時間が無くなりました。
それではまた。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナの平和を!