北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

デザインの力

2008-03-10 23:41:39 | Weblog
 今日はお休みをいただいて、昨日に引き続き今度はディズニー・シーへと家族で遊びに行きました。

 これまでディズニーランドには何度も行きましたが、シーの方は初めて。ちょっと時代に乗り遅れていたのです。

 今日の天気は朝から雨。『昼頃までは雷を伴ってときおり強い雨が降るでしょう』という天気予報にちょっとがっかり。実際朝から強い風と雨が降っていました。

 しかし場内を巡っているうちに昼前には雨が止み、午後には青空も見えるという天気の変わりよう。アトラクションも案外空いていて、存分に楽しむことが出来ました。朝の悪天候はかえってラッキーだったのかも知れません。

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 ディズニーランドやディズニー・シーの場内を歩いていると、時折スケールの小さな家や道具たちに出会うことがあります。

  

 この写真の舟はそれぞれスケールを変えて小さく作ってあるものです。実はこれらのようなスケールの違う道具をちりばめていることで、その道具までの距離を実際よりは遠くに感じるという心理的効果があると言われています。

 有名なものではディズニーランドの中心部に位置するシンデレラ城で、これは塔の先へ行くほどより小さく作られていて、実際よりも高く見せるという効果を生み出していると言われているのです。

 ほかにも丘の上に小さな家が作られていたりするのをよく見かけます。もし遊びに行く機会があったら是非探してみてください。

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 ディズニーリゾートではランドもシーも、入り口の近くに帰る直前の最後の時間を過ごすおみやげ屋さんが作られています。

 この造りなどを見ていると、本当に昔のまちなかの商店街を思わせます。車は通らないし、一階部分が全て外から見えるようにして店内の行動と外の通路・広場との活動が一体になっています。

 これこそまさに活性化している商店街の見本のようなものです。道からすぐに入ることの出来る低層の利用が極限まで上手にデザインされています。

 人間が「こうありたい」と願う姿を生み出すのが”デザイン”です。

 デザインは商品や建築だけではなく、制度や決まり事を作るのもデザインの仕事です。ディズニーの魔法の王国には隅々までデザインの力が込められています。多くの才能が凝縮されている様をまざまざと見ることができます。

 普通に楽しむ分には全く気付かないことでしょうが、イマジネーションとデザインの力を本当に味わうことが出来ました。頭が疲れたときにはここへ来て「楽しませるデザインの力」を見ると(デザインはここまでのことが出来るのか)と、元気が湧いてくるようです。

 シンボルの夜景もとても綺麗でしたよ。

  
 
コメント
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