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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

受けてきました「くしろ検定」

2011-02-06 21:52:01 | Weblog
 受けてきました、ご当地検定の釧路版「くしろ検定」! 試験を受けるなんて一体何年ぶりのことでしょう。それなりにドキドキしました。

 試験は朝10時半からで、会場は商工会議所ビルの5階の150人くらい入る会議室。ビルには三々五々受験者が集まってきます。


                 【幣舞橋のたもとにある道東経済センタービル】



 試験会場の会議室では、地元の市立北陽高校の生徒さんたちがたくさん受験していてにぎやかです。さて試験はどうなりますやら…。



                 【試験前のちょっとだけ緊張した雰囲気。知人もいて恥ずかしー】


    ※     ※     ※     ※     ※

 試験問題は50問で合格点は70点以上とのこと。問題用紙と解答用紙が配られて試験は10時35分から一時間です。

 第一問は「春採湖の北岸から南に向かって半島状に突き出した台地の頂部に築造されたチャシの名称はどれか、次から選び、その記号を記入しなさい」か…。答えの選択肢は
 (ア)ウライケ・チャシコツ (イ)カツラコイ・チャシコツ
 (ウ)モシリヤ・チャシコツ (エ)チャランケ・チャシコツ

 の4つ。ほほう、これはいただきですな。答えは(エ)のチャランケ・チャシコツ、一度見学したこともあるもんね。やはり教科書だけではなく実際に行ったことがあると記憶に残っています。


 …とまあこんな感じで教科書に沿った内容で、歴史、自然、産業・経済、生活・文化・スポーツ、体験・観光などのジャンルから四択問題が続きます。

 簡単にわかる問題もあるけれど、答えに詰まる問題もしばしばあって、教科書の流し読みでは頭に入っていないことを痛感しました。ひー…。

    ※     ※     ※     ※     ※

 問題用紙はもらえたのですが、会場で自信のある答えは50問中34問。うう、あと一問で合格なのに自信のない解答の山。おー、どうなる!?


 ではここで、私が確実に間違ってしまった問題をいくつか並べてみましょう。

 問a「石川啄木は、釧路新聞社の記者として釧路に76日間滞在したが、彼を招いた人物はだれか。次から選び、その記号を記入しなさい」
 (ア)白石義郎 (イ)金田一京助 (ウ)二木千年 (エ)林田則友


 問b「釧路鮪流網組合を設立し、のちの鮪景気を牽引した人物はだれか」
 (ア)金井関次郎 (イ)嵯峨久 (ウ)本間秀作 (エ)中村小三治


 問c「塘路湖に隣接して小さい湖沼が点在していますが、その湖沼の名にあてはまらないものはどれか」
 (ア)ポン沼 (イ)サルトー (ウ)エオルト沼 (エ)マクントー


 問d「湿原の『エゾカオジロトンボ』の記念物指定についての説明で、正しい項目はどれか」
 (ア)北海道指定の天然記念物 (イ)標茶町指定の天然記念物
 (ウ)国指定の天然記念物   (エ)釧路管内自治体指定の天然記念物


 どうです?結構難しいでしょ?どの問題もテキストにはしっかりと記述があるのに、いざ問われると間違いが分からないものです。うーむ…。

 地元出身ではないために、やはり地理感覚を問われる問題に弱いことが分かりました。なかでも神社と町名の組み合わせ問題を間違えたのはショック。市内の町名がどのあたりなのかがまだ頭に入りきっていなかったのです。

 暖かくなったら自転車を持参して改めて市内を巡ることにします。



「くしろ検定を受けるんだ」と夜の飲み会で言うと、「いいなあ、よそ者だから。俺なんて受けて落ちたら目も当てられないよ(笑)」という地元の人がいて、やはりジモティにはプレッシャーもあるようです。とにかくまちを楽しめばいいのにね。

 さて、結果はどうでしょう? 合格発表は2月21日だそうです。
 

                 【試験問題なんて、見るたびにドキドキしますね】
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