北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

遠州サイクルガイドツーリングへご招待

2011-02-09 23:42:48 | Weblog
 先月掛川市観光協会のスタッフが札幌を訪れて地域観光のプロモーションを行いました。

 静岡空港ができてからは静岡と北海道間の移動時間が非常に短縮されて、ある知人は「私は北海道が自分の庭になったような気がしました」と感動していました。

 観光協会ではそんな静岡にも訪れてほしいという観光情報をプロモーションにやってきたのです。

 面白いことに、プロモーションのために自転車関係団体や旅行業者さんなどを訪れて「掛川から来ました」と言うと、何人かから「おや、ではこままささんをご存知ですか」と言われて、急に話が弾んだそうです。

 北海道で掛川の名を広めるのに私もだいぶ貢献しているようです(笑)。

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 さて、そんな掛川の観光プロモーションの一環で、掛川のみならず周辺の市町村も含めた二泊三日のガイドサイクリングツアーがあるという情報を日本旅行札幌支店のスタッフに伝えたところ、早速旅行商品として販売してくれた、という情報が飛び込んできました。

 そんなに簡単に商品化などされるのだろうかと驚くとともに、日本旅行さんの英断に心から敬意を表したいと思います。

 担当された日本旅行のスタッフで知人のNさんからも「掛川へのツアー企画ができそうですよ」というお話を伺ったので、早速札幌へ出張した際にお会いしてきましたが、掛川でのサイクリングに非常に興味を持っているようで嬉しい思いがしました。

 北海道からのツアーは、新千歳空港を3月11日の午前に出発して、12~13日とサイクリングを楽しんで、静岡空港からは13日の17:30発の飛行機で新千歳空港へ戻ってくるという行程です。

 実はこのツアー企画、募集と同時に応募が殺到してすでに募集を締め切っていたのですが、「北海道から来てくれるなら今後につながる話題性も十分」という判断のもとに、主催者側で北海道からの参加者を別枠で確保してくれることになったのだとか。お互いの志が一致して活動に広がりが出ることを強く期待したいところです。

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 日本旅行のスタッフさんとお話をした中で私が伝えたかったのは、
①ロコサイクリストが他の地域のサイクリストを対象にガイドサイクリングを行うという活動は、これからのガイドツーリズムの先駆けとして掛川で数年にわたって地道な活動が続けられ、ロコサイクリストも育ち実績があること。

②ロコガイドが地域を案内するためには綿密で熱心な下調べを繰り返す必要があり、そのことでロコガイド自身が地域をよく知り誇りを持ってガイドをする生涯学習の典型的な形であること。

③徒歩とも車などの乗り物に乗るのでもない自転車によるツアーで、活動範囲が広がり、かつ一筆書きによる行程は地域を印象深く知ることができるなど、自転車というツールによるガイドツーリズムの可能性は極めて大きいこと。

④自転車によるガイドツーリズムは、私自身釧路でもこの春から取り入れたいと考えているが、ガイドサイクルツーリズムを検討する人ならば必ず一度は掛川での活動実績を体験するべきであること、などでした。


 こうした活動が広がる末には、掛川はその代表的先進事例という自覚のもとにその苦労の結果と工夫した成果を世に広く問うて欲しいものだと思います。

 
 また今日は、掛川市観光協会から連絡があり、「誰か北海道で実際にこのツアーを見学してくれて、地域に情報発信してくださる方がいるなら何人かご招待しますよ」というお申し出も受けました。

 3月11日~13日のツアーに参加できる、参加したいという方がいれば是非ご連絡をいただきたいと思います。


 サイクルガイドツーリズムの最先端は掛川にあります。



【ゆるゆる遠州ロングライド&ガイドライド】
http://yuru2-cycling.r-cms.biz/
      【このブログも超お勧め。スタッフ自らがコースの魅力を語ります】



                 
コメント (3)
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