北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

神社で魂を抜かれる

2011-02-20 23:38:21 | Weblog
 京都での二日目。今日は京都に在住する友人を訪ねて、京都市内を案内してもらいました。

 友人は栄養士の資格を取りつつありますが、今後は更に勉強して栄養士の指導をする管理栄養士を目指したいと思っているのだとか。

 ヨーロッパなどでは、管理栄養士が個人の食生活や健康生活をチェックしてアドバイスを行い、日常の運動指導にまで繋げることで国民の健康度合いを向上させて医療費を減らすという取り組みが真剣に行われているそう。

 日本でもそう言う取り組みが行われなければ、このままの医療費増大を唯々諾々と受け入れるしかないという危機感もあります。

 医療にかかる前にどれだけ未然に防げるか。そのためには食生活の指導や運動指導なども欠かせず、運動をしているいないに関わらず食生活だけを指導しているだけではダメなんだというのが彼の主張です。

「40歳を過ぎて独身でメタボの人はもうなかなか手に負えないのが現実だよね」とも。

 いかに自分を客観視することができて、健康数値が悪化したりメタボの徴候が現れた自分に対して「おいおい、少しは健康に気を遣えよ」と自分が自分にアドバイスし、それを受け入れる自分でいられるかどうかが問題です。

 いつも心のどこかに、自分を外から眺めている第三者的な自分を意識することがあれば、そうはならないんですけどね。

 市民1人1人が健康でいられるような取り組みには様々な事例がありますが、少し勉強してみたくなりました。医療費の削減は喫緊の課題です。

    ※    ※    ※    ※

 この友人に案内されて、下鴨神社と上賀茂神社をお訪ねしてお詣りをしてきました。

 上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷神(カモワケイカズチノカミ)と申されて、創建は678年と言いますから実に古くからこの地を守っていただいているわけです。

 この神様のご託宣により葵祭が始まった縁起などについて神職の方からご説明を受けてとても勉強になりました。お祭りの起源なども学べば深い教養に繋がります。

 京都の寺社仏閣群は世界遺産にも登録されていますが、下鴨神社、上賀茂神社共に国宝や重要文化財がゴロゴロしているのを日常に見られるというのはすばらしいことです。
 
 感動が強すぎると写真を撮ろうという気持ちなどもどこかへ飛んでしまって、まともな写真が撮れませんでした。こんなことは珍しいのですが、魂が抜かれてしまったかのようです。

 京都はやっぱりすごい。
 

                 【京都上賀茂神社】
コメント
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