北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

週末はイベント花盛り~釧路氷祭り

2011-02-05 23:53:32 | Weblog
 冬晴れの釧路。気温もプラスになった二月最初の週末はイベント週末です。

 まずは釧路地場工業展示会(通称メイド・イン・くしろ)から。こちらは国際交流センターのホールで今日と明日開催されるもので、地元釧路の製造業の見本市です。


                 【一応開会式はテープカットで】


 地元の有力な企業・団体さんたちが自分たちの製品や技術を市民に広く見せてくれるというもので、今回が第九回目。

 白い恋人の石屋製菓さんにも納めたという、(株)ニッコーさんのピッキングロボットは、製品をエアで吸い上げて、これを三つの軸で動くアームで正確にパレットに移すというもの。

 色や形の峻別も行って、基準外のものはハネるというすご技の持ち主です。

 なにやら虫のような動きで不気味なところもあるのですが、人間よりもはるかに効率的かつ正確に作動するのは釧路の技術の真骨頂です。


                 【この動きは動画で見せたいくらいです】


 またNHK主催のロボコンの予選にも出場したという地元釧路高専の電気技術の学生さんたちも出品していて、技術で飯を食うという気概が伝わってきました。頑張れ高専生!

 
 またコーナーの一角では、地産地消くしろネットワークさんによる、タラのすり身を混ぜ込んだホットケーキの試食会も登場。

 タラをすり身にするだけではない新たな付加価値づくりへの挑戦です。こちらは工業技術センターから借りてきた焼印機械も登場していて、オリジナルキャラクターの焼印が押されました。

 こんなことでもちょっとした技術なのですね。キャラのすけ父さんの歯が『くしろ』になってます(笑)


                 【タラのすり身入りホットケーキで、新しい食文化が誕生するかな】


 
 ちなみに、この会場のお隣では消費者まつりも開催されていてにぎやかさに輪をかけていました。


    ※     ※     ※     ※     ※


 さて、ひとたび外へ出るとこちらでは第47回釧路氷まつりが開催されています。寒い冬に負けないように、雪像と氷像で子供たちが遊べるような滑り台が何台も設置されていました。

 こちらは釧路駐屯地に駐屯する自衛隊第27普通科連隊さんによる雪上訓練としての雪像で、開会式で無事大会実行委員長の蝦名市長に引き渡しが行われました。

 会場にはキャラクターショーや氷の滑り台を楽しみにする多くの子供たちが来場して歓声の嵐。天気が良くて本当に良かった。

 会場のそこかしこには市の職員が安全対策やイベントのお手伝いで見え隠れしていますが、寒い中ご苦労様なことです。

 さて、会場には氷の迷路や寒風炉端も登場しています。寒さを忘れるひとときで少しだけ財布の紐を緩めてみましょうか。

 氷まつりも明日までです。


                 【快晴に雪像が映えますねえ】


【釧路氷まつり情報】
 http://bit.ly/dXO1Sg
 
コメント (1)
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