北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【おまけ】民間企業の情報発信

2011-04-23 22:36:04 | Weblog
 家の近くに新しい大型ショッピングセンターができたという記事をアップしましたが、ネットにチラシはないものかと検索をしてみると、「TonTonくしろ」というサイトを見つけました。

 新聞等と一緒に配られるチラシと同じものをネットで見ることができますが、その範囲は道東一円で範囲の広さに驚きます。


           【大きさこそ小さいけれど内容は同じ】


 おまけにペン機能がついていて、要チェックの品にはマークをつけて印刷をすることも可能だし、買い物メモも書き込めるなどよくできている。


           【これで○を付けて印刷すればよいのです】


 しかもこのサイトのトップページには地域のイベント情報カレンダーがあったりツイッターによる情報提供もしている。


           【トップページに機能満載】



           【私もツイッターをフォローしてみました】



 広告情報提供という分野でできることはなんでもやろうという姿勢が良くうかがえます。

 自分の商品をいかにして世の中に広めるかという努力に限界はない。こうした民間の動きに比べると、行政は圧倒的に鈍感だしやれることをやりきっているとは言い難いと思います。

 情報提供などの分野はもっともっとやれることがあるはず。

 民間企業の動きに非常にインスパイアされる思いがしたので自戒を込めて書き残しておきまする。



【重ねてお知らせ】
 明日24日(日)からの釧路新聞一面の240文字のショートエッセイ「番茶の味」は私が一週間執筆します。もう原稿は送り込んでありますが、240文字というのは実に難しい。短すぎるからね。
 文章を自分のブログで紹介する許可はもらってあるので、背景なども含めてもう少し長い文章でお届けするかも。

 まあご覧になってください。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新規出店の地域貢献

2011-04-23 21:57:26 | Weblog

           【新しいショッピングセンターのオープン】


 市内中心部に新しく大型ショッピングセンター「ビッグハウス釧路店」が開店しました。

 ビッグハウスは道内各地でショッピングセンターを経営するアークスグループの傘下にあって、イオングループとは熾烈なライバル関係にあるところ。

 場所は市内の名門小学校だった旧旭小学校の跡地に展開されており、私の家からは徒歩三分という極めて至近の距離で、しかも来週には同じ敷地内で準備中のヤマダ電機もオープンすることになっています。

 これまで釧路ではショッピングセンターは大型駐車場スペースを求めて郊外に多く展開してきたのですが、その結果空洞になった中心市街地に客を呼び込もうと展開する新しい試みと言えます。

 中心部の商店街は疲弊の度合いが目立ちますが、ここでの集客を市内への回帰と捕えてまちなかに新しいビジネスの流れができるかどうかが注目されるところです。

    ※     ※     ※     ※     ※

 
 何しろ家から近いということもあって、オープン初日の様子を見に行ってきました。

 9時からの開店と言うことで8時50分頃向かったところ、駐車場ではもう買い物を終えた人たちが車に荷物を積み込んでいます。

「開店は9時じゃなかったっけ?」と女性店員さんに声をかけると、「今日は8時半から開店しています」との返事。どうやら客の多さに耐えかねて開店時間を早めたようです。

 商品スペースも大きい分、売られている品ぞろえも豊富。店内は広くて明るく、新しい店舗らしい活気が伝わってきます。

 
【地域に溶け込もうとする努力】
 入って左側の、屋上駐車場へ向かう階段の踊り場には旧旭小学校の校歌の歌詞と教育目標が黒板に書かれたようにして飾られています。




           【旧旭小学校の思い出が残されています】



 また敷地内にはかつて置かれていた二宮金次郎の銅像もありました。こうした取り組みで、地域の皆さんにもここが旭小学校だったという心の拠り所が残ることでしょう。


           【二宮金次郎の銅像も残っています】



 お酒のコーナーには今売出し中の「くしろ夕日ハイボール」が作れるセットのコーナーもありました。サントリーのトリス<エクストラ>とソーダ水、それにグレナデンシロップが棚に並べられています。これもまた面白い切り口ですね。


           【くしろ夕日ハイボールのコーナーです】



 またこの敷地の建物の二階部分には、津波の際の避難地として提供いただけるスペースが用意されています。

 企業も地域住民に支持されるためにはこうした地域貢献が評価される必要が高まっています。


 さて、店内で一時間もするともうレジは大混雑。千円以上お買い上げのレシートを見せると先着2000名様に紅白の大福餅をプレゼント。

 私もしっかりいただいてきました。美味しい~。




    ※     ※     ※     ※     ※


 まちなかにショッピングセンターができないのは駐車場スペースが取れるような使い勝手の良い一団の土地が安く手に入らないから。

 それが小学校跡地というまとまった画地で、しかも近年は中心市街地の土地価格も値下がりして手頃になっています。

 都市計画の用途地区の変更などまちづくり計画の見直しもありましたが、民間企業の目で成立するようなまちなかの商業機能は重要です。

 商業機能を充実させることで人の流れが変わればコンパクトシティ化する際の核として誘因の魅力になることでしょう。

 今の住まいはこれまで食・住・遊(繁華街)が近い便利な土地でしたが、これで商も近くなりました。アパートの住人が少しは増えるでしょうか。  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする