北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【おまけ】釧路新聞番茶の味①(4月24日号)

2011-04-24 23:55:08 | Weblog
 今日から始まった私の筆による釧路新聞の朝のショートエッセイコーナー「番茶の味」。

 初日は「職住遊近接」というタイトルで、今日から来週の土曜日までの七日間です。


 「職住遊近接」
家など建てたりするから、人生のある時から家族と離れた単身赴任生活が多くなった。昨年七月からの釧路生活で単身生活はついに通算八年目を迎えた。
 釧路での借家は市役所まで徒歩八分のところ。市役所から末広町までは徒歩十分、そして末広町で飲んだ帰りは家まで徒歩五分で着くというなんとも便利なところだ。「職住近接」とは言うが、「職住遊」が近接したまちなか居住の良さを味わうことができている。
しかし繁華街から近いと言うことは行くにも近いと言うこと。意志の力が試されるところだ。



 …とまあこんな感じの出だしです。

 この原稿を収めた直後に、家から徒歩三分のところのショッピングセンターが昨日オープンすることを思い出しました。ということは、「職住近接」→「職住遊近接」がさらに→「職住遊商近接」という好立地になるのでした。

 でも、とってもここまでは240文字では書ききれないからばっさりと内容をカットするのは仕方のないところ。文体もブログでは「です・ます」体で書いていますが、「番茶の味」では「だ・である」体でなくては文字数を短くできません。臨機に対応しなくては、ね。

    ※     ※     ※     ※     ※

 この「番茶の味」は市内では結構読まれていて、朝の忙しい時間のなかで肩の凝らない、難しくない内容が要求されているみたい。

 今日は釧路市議会選挙の投票日。開票がほぼ確定した夜の23時過ぎから当選者の各選対事務所を訪ねて祝辞を述べてきました。

 そのある事務所で「おー、みなさん、副市長が来てくれました!」と紹介されたところ、一人の女性から「あら、じゃあ朝の『番茶の味』を書いている…、そうですか、楽しみにしていますね」と言われました。みんなよく見てるんですねー。


 締切にあたふたしたくなかったので、今回はすでに七本分を全部お送りしてあります。中身は釧路での単身赴任の日常生活の一コマ。さてお楽しみに。

 


 
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おやじバンドパワーで被災地支援を

2011-04-24 23:43:24 | Weblog


           【おやじバンドのザ・ファンクスの皆さん】



 夕方市内のホテルで、「東日本大震災チャリティ おやじバンドパワー」というイベントが開催されました。

 これは市内の三つのおやじバンドが合同で開くチャリティライブで、入場料3千円のうち千円を被災地の義捐金に充てようというもの。

 出演メンバーは市内でライブ活動をいまも継続しているバンドたちで、イエローヴァリーズ、ザ・イレブンプラス、ザ・ファンクスの皆さんたちで、イエローヴァリーズのメンバーである谷さんの息子さんが岩手県で被災したことからバンド仲間とともに支援に立ち上がったというのです。

 会場は丸テーブルが所狭しと並べられ、片隅にステージが。ビールやウィスキー、ソフトドリンクなどが飲み放題で、焼きそばやお寿司、その他おつまみなどが机に並べられてゆきます。

 会場を提供したキャッスルホテルサンからもこのイベントには10万円のご寄付が戴けたほか、市内洋菓子組合や障碍者の皆さんが作っている品々を売っている「ぴゅあめいどまーけっと」さんからもチャリティの品々が寄せられました。

 市民がこうして楽しみながら支援をできる機会と言うのは良いですね。
 

    ※     ※     ※     ※     ※


 バンドの一番手は市役所の職員が中心になった6人メンバーの「ザ・ファンクス」。加山雄三を中心に、松山千春から沢田研二まで歌謡曲全盛の頃の懐かしいメロディが会場を沸かせます。


 ステージのすぐ前は広くあけられていて丸テーブルが置かれておらず、最初はその意味が分からなかったのですが、演奏が始まると会場は一気にヒートアップ!

 会場内の男性もご婦人方も多数ステージ前に集まってダンス・ダンス・ダンス。皆ノリノリ、踊っていると楽しいんでしょうねえ。


           【数人が曲に合わせて踊り始めると…】



           【もうあっという間にダンスホール状態】


 後から遅れてきた市長も、周りから踊りの輪に引っ張り込まれて苦笑いしながら最前線でちょっとテンポの異なる踊りを踊っていました。

 
 二番手はザ・イレブンスという11人構成。こちらは若い女性がボーカルで、これまた懐かしい山本リンダからフィンガーファイブなどをアレンジ豊かに聞かせてくれました。


           【ザ・11+の皆さん。女性ボーカルもまた楽し】

 
 釧路のどこにこれだけの人がいるのか、と思うくらい。要は楽しいことがちゃんとあれば人は出てくるのであって、そういう集積が町なかから消えてしまっているということなのでしょう。

 毎週末はまちなかでおやじバンドの演奏会&ゴーゴー大会なんてどうだろう。ちょっと古いか…(笑)


 ごく普通の人たちの楽しみが支援やまちづくりにつながるような工夫ってまだまだ足りません。おやじバンドの活躍を見てそう思いました。

 併せて、みんな二枚目の名刺を上手に使っていることもわかりました。人生を楽しむというのはこうでなくっちゃ!


 帰り道の幣舞橋もきれいでした。


コメント (2)
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