先日youtubeにアップをした名士カラオケ大会での熱演の動画ですが、予想以上に多くの方に見てもらえて嬉しく思います。
私の後ろで大活躍をしてくれたコーラス隊の一人は、友人や家族に「ユーチューブを見てよ」と言ってその雄姿を見てもらったのですが、反応は「五十(歳)を過ぎてよくやるね(苦笑)」だったそう。
しかしこういう地域の役回りは、嫌々やったのでは申し訳ありません。
実際に彼は事前の打ち合わせ以上にノリノリでやってくれたのですが、周りにも楽しんでもらうには、自分たちも楽しむに越したことはありません。
何と言われようと、どうせやるなら、一生懸命にやった方が良いのです。「よくやるね」は褒め言葉に聞こえます。
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ある人から「この動画は誰が撮影したのですか?」と訊かれたので、「僕の妻に撮ってもらいました」と答えました。
「奥様がこのカラオケ大会を見に来たんですか。仲が良いのですねえ」
「ああ、まあ『名士カラオケ大会があるけど見に来るかい?』と訊いたら『面白そうだから行く』という返事だったので券を買って渡しましたけどね。まあ同じ時間を共有していた方があとで同じ思い出を持てるので良いかと思いましたけど」
「それを仲が良いっていうんですよ」
「えー、普通旦那が何かするって時には奥さんは来てくれるものじゃないですか」
「どうですかねえ(笑)」
同じパフォーマンスでも、その場でライブで観るのと、後から動画で見るのでは意味が違います。
どうせなら同じ時間を共有して感動を分かち合うことができた方が楽しいですし、そういう関係性でいられるということは幸せです。
そうか、動画ひとつでも妻が撮ってくれたということには深い意味があったのだと改めて気が付きました。まあいろいろな意味で楽しい時間でした。