北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

最北の道の駅を巡りましょう

2015-12-18 23:17:26 | Weblog

 平成5年に始まった道の駅認定制度ですが、最初11駅から始まった道内の道の駅はこの11月に木古内町の「みそぎの郷きこない」と鹿部町の「しかべ間歇泉(かんけつせん)公園」を加えて、今日117駅になりました。

 制度創設の当初からいち早く始まった「道の駅スタンプラリー」ですが、さすがに全道の道の駅を完全制覇するのは大変です。そんなときには『地域限定道のスタンプラリー』はいかがでしょうか。

 私のいる宗谷管内には4つの道の駅があります。稚内駅にある「わっかない」、猿払村の「さるふつ公園」、枝幸町の「マリーンアイランド岡島」、そして中頓別町の「ピンネシリ」の四つです。

 三年前には、この4カ所によるスタンプラリーを地域限定スタンプラリーとして始めましたが、昨年からこの4カ所に上川管内音威子府村の「おといねっぷ」と中川町の「なかがわ」を加えて六駅による「最北ぐるりん道の駅スタンプラリー」を実施しています。

 宗谷管内をちょっとだけはみ出しているのですが、地図をよく見ると、かつての国鉄が国道40号線と平行して音威子府駅から左に宗谷本線、右に国道238号線と平行して天北線として鉄道路線を走らせていたとおり、かつての鉄道路に沿った形で大きな輪になっていますね。

 そこで「おといねっぷ」と「なかがわ」を加えることで道北をぐるりと巡ってもらうスタンプラリーとしたのです。

 スタンプラリーとしては、今年の6月1日から10月31日の間、所定の用紙にこの6カ所のスタンプラリーを集めてもらって応募してもらいますが、4駅以上のスタンプを集めれば各自治体の地元特産品詰め合わせが当たる景品抽選に応募できます。

 さらに、6カ所の全駅を制覇した方には『完全制覇賞』という各自治体自慢のワンランク上の特産品詰め合わせセットの抽選に応募できるというわけです。

 10月末の募集期間を終えた後、事務局でいろいろな整理をして、去る12月7日に、中頓別町へ伺って小林町長さんとともに、完全制覇賞10名の抽選をしてきました。

 今回は応募総数が2,120名で昨年度よりも約二割増加、完全制覇をして応募してくれた方が、昨年の1,072名から1,325人とこちらも二割増加したそうで、知名度が少しは上がったのでしょうか。

 応募者の居住地別を見てみると、8%が宗谷管内、宗谷以外の道内が68%、道外の方が24%だったそうで、道外客の方も案外楽しんでくれたようですね。


           ◆   


 応募用紙につけられていたアンケートへの声では、「スタンプラリーがあるからこそ、なかなか行くことのできないところへ行く気になる」とか、「道の駅全駅は難しいけれど、地域に絞られると目的ができて楽しめた」という声がありました。
やはり目標はちょっとがんばると届くくらいが楽しめますね。

 最北ぐるりんスタンプラリーは、多分来年もやってくれるでしょう(希望です)。

 来シーズンも陽気が良くなったらぜひ道北へお越しください。

 


【最北ぐるりんスタンプラリー】
 http://www.wk.hkd.mlit.go.jp/houdou/pdf/h27/150528_stamprally.pdf

【ホームページ「北の道の駅」】
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