北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

究極の冷え性対策~こ、こんなことで直る!?

2015-12-23 22:48:57 | Weblog

 今日放送のNHK「ためしてガッテン」は、「みなさんの願い かなえたいSP」ということで、読者からの様々な悩みを解決するという企画でした。

 悩みとして選ばれたテーマは、「腰痛対策」と「冷え性対策」と「ペット(猫)の異常行動対策」の三本。

 私は冷え症なので、二番目のテーマに惹かれて番組を見ていました。

 放送では朝ドラで今絶好調のヒロイン、白岡あさ役の波瑠さんが登場しました。彼女もひどい冷え症に悩んでいるとのことで、赤外線カメラでスタッフと並んで撮影すると、手の指先が冷たくなっているのが一目瞭然。
 靴下も何枚もはいて撮影に臨んでいるようで、可哀想なくらいでした。

 番組では、ものすごい数の学会を通じて「冷え性対策として良い対処法を教えてください」と連絡をして、これまたすごい数の答えが返ってきた中から選りすぐりの提案を紹介してくれました。

 紹介された冷え性対策としては、「蛋白質(アミノ酸)を摂取する」、「しっかりと入浴する」などが紹介されていたのですが、衝撃的だったのは「太ももに手を置いて、ゆっくり呼吸をする(だけ!)」というものでした。

 しかも冷え性がひどかった波瑠さんに実施してもらったところ、見事に冷え症が改善していたのでした。本人は「体全体が暖かくなるんです」と言い、赤外線カメラでも温度上昇が顕著に見られました。

 具体的なやり方は、
①背筋を伸ばして椅子に腰掛け、楽な姿勢をとる
②手を太ももにのせて、目を閉じる
③次の言葉を、心の中で繰り返し唱える
  「気持ちが落ち着いている」
  「両腕が重たい」
  「両足が重たい」
  「両腕が温かい」
  「両足が温かい」

 …ということで、一回5分ほどを一日三回を目標にすると良いのだそう。なんだか狐につままれたようです。

 こんなことで冷え症が改善する理由というのは、「血管を収縮させている副交感神経の緊張を解いている」ということなんだそうで、温かい太ももに冷たい手を当てることで、脳がリラックス感を感じて全身の副交感神経を緩める指令を出すことで全身の血管の血流が改善し、体温が上がるのだそうです。

 実際私もテレビを見ながら試してみましたが、一定の効果が感じられました。不思議ですねえ。

 定番ですが「首にマフラーを巻く」というのも良いとされていました。

 冷え症に悩んでおられる皆さん、どうぞお試しあれ。

 それにしても、ためしてガッテンでは過去に何度も冷え性対策を放送していたでしょうに、今ここに至って、「これが究極の対策かい!」とツッコミたくなりました(笑)。

 いろんな知恵が出てくるものですねえ。

 

 
【ためしてガッテン】
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20151223.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする