明日の午後に東京で開催される会議に出席するために飛行機で上京。
…と思ったのですが、先週のセミナーの時と同じように朝から雲行きと風の具合が怪しくなってきました。
東京からの飛行機の到着時刻は12時25分ですが、その前に到着するはずの札幌からの便がなんと引き返したという連絡が入りました。
東京からの便もまたまた千歳へ向かうのでしょうか?
とりあえず空港へと行ってみると、「滑走路の除雪を13時まで行い、その後着陸するかどうかを決めます」とのこと。うーむ、気を持たせます。
前回のセミナーは、もしも飛行機が到着しなかったらどうするか、というシミュレーションを行っていなかったので焦る結末を迎えましたので、今日は「もし飛行機が飛ばなかったらどうするか」を事前に検討していました。
飛行機が到着せず、稚内から乗れないとなった時のプランBは『旭川まで車で走り、旭川空港発19時過ぎの羽田行きに乗る』というもので、プランCは『さらに旭川もダメそうだったら新千歳までJRで向かって21時の最終の羽田行きに乗る』というもの。
稚内が駄目でも判断が早ければ、陸路を移動してなんとかする、というのが万が一の時のオプションというわけです。
(そんなことにならなければいいがなあ)と思いながら空港でじっと待ち続けていると、13時少し前に、「除雪が終了次第着陸いたします」というありがたいアナウンスがありました。
「助かったー」これで旭川まで車で行く事はありません。
この時点で、本来13時15分発の飛行機の出発予定は14時10分に変更されていました。
しかしいざ飛行機に乗って待っていると今度は、機内放送で機長から「え~、ただいま連絡がありまして、再び滑走路の除雪をするので14時40分頃まで出発を待つようにということです。ご迷惑をおかけいたします」という話が。
結局稚内空港を飛び立ったのは14時45分で羽田到着が当初予定から一時間半遅れの16時50分でした。
東京で午後開催の会議ということなら、札幌からなら当日の午前中の便に乗れば大概間に合うような感覚ですが、特にこの時期の稚内からだと、前日から東京入りしようというのにこれだけのドタバタを乗り超えていかなくてはなりません。
地方ならではのハンデと言ってしまえばそれまでですが、改めて地方空港の苦労を思い知りました。
【上空は晴れているんですがねえ】