今回の帯広出張は、車を修理に出しているために久しぶりに公共交通で往復しました。
行きは時間がなかったのでJRの特急に、そして帰りは少し時間があったので都市間高速バスに乗りました。
行きのJR特急電車はともかく、帰りの高速バスに乗って驚いたのは、座席にUSB電源が常設になっているのと、バスの中で無料のWi-Fiが使えるようになっていたことでした。
一応、男女の別と誕生日を登録する必要がありますが、それさえ行えば移動中はWi-Fiが使えます。
今日は朝からずっとネットラジオで参議院の閉会中審議を聞いていましたが、途中で途切れることもなく快調です。
料金の差ですが、JRは片道6,700円でバス料金は3,770円。移動時間は、JRが2時間28分で、今日のバスは3時間20分ほど。
この時間差と料金差、そしてサービスの差を考えた時にはどうしてもバスの方に軍配が上がりそうです。
実際、ビジネス客はJRからバスに流れているようだ、とも聞こえてきます。
北海道新幹線の場合は、車内に無料Wi-Fiがあるわけでもなく、しかも山の中やトンネルを走るために、自分自身のネットも繋がりません。
この忙しい現代社会で、移動中にネットが使えないというサービスレベルでは、移動手段として選んでもらうことは難しいのではないかと痛感しました。
社会はサービス向上合戦の真っ最中。社会の求める要求に応えていかないと選ばれるのは難しいなあ。