北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釧路の霧笛 物悲しさが似合う町

2017-07-28 23:40:24 | Weblog

 今日は釧路出張なのですが、かつて部下として一緒に働いてくれた友人の告別式に出る羽目になりました。

 まだ53歳という若さで、まだまだこれから活躍を期待される人で、ただただ残念です。

 
       ◆   


 釧路では、会議が終わったところで釧路川に霧笛が響きました。

「あれは霧笛ですか?」と訊くと、地元の方が「ええ、今日と明日が霧フェスティバルということで、このイベントの企画の一つとして、かつての釧路のソウル・サウンドである霧笛を鳴らしたのだそうです。

 霧笛は、霧で船同士が見えない場合に、陸を示す音の灯台。今日GPSが発達したことで、その利用意義は薄れて使われることはありません。

 でもやはりこの物悲しい響きは、かつての釧路をほうふつとさせる心の音です。

 朝に、天へと旅立った友への惜別の音にも聞こえました。

 釧路は物悲しさが似合う町です。

 

 https://www.youtube.com/watch?v=FrBjEHE57ro

 

 

コメント
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