北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

葛飾柴又を訪ねる

2009-04-11 23:35:23 | Weblog
 本当に久しぶりに自転車を持ちだして都内巡りをしてきました。今日は葛飾区の柴又周辺。「フーテンの寅さん」の映画はまともには観たことがないのですが、昭和レトロっぽくて行ってみたい町でした。

 都内からはいろいろな生き方がありますが、今日は地下鉄千代田線からJR常磐線の亀有駅で下車してそこからは自転車で移動です。

 京成金町線に「柴又駅」というのがありますが、京成金町線は京成高砂駅と京成金町駅を結ぶ全長2.5kmで途中駅が柴又駅だけという短い路線なのだそう。
 →京成金町線

 柴又駅前にはこの地をすっかり有名にしてくれた寅さんこと渥美清さんの銅像が置かれていて訪れる客を喜ばせていました。

 

 ところでこの京成金町線、その起源は、柴又 - 金町間で人が車両を押して動かす人車軌道を運行していた帝釈人車鉄道だったのだそう。後で行った寅さん記念館にその模型がありましたが、人が客車を押して運んでいたなんて、面白いですね。

 

    ※    ※    ※    ※

 柴又駅前には観光案内所があったのでまず下調べ。

「帝釈天の参道で、フーテンの寅さんの映画に使われたお店はどこなんですか?」
「実は、周辺のロケはあったんですが、映画そのものは全部セットのなかで撮影されたものなんです。いくつものお店が役者さんたちの休憩所としては使われたそうですけど、どのお店っていうのはないんですよ」とのこと。

 そうだったんですか、知らなかったなあ。

 駅から百メートルほどで帝釈天の参道に入ります。美味しそうなお店のお団子を3種類頼みました。帝釈天の参道のちょっとレトロなお店に囲まれた雰囲気の中で食べるとまた格別。

 

 帝釈天は仏教を守る四天王の一つで北の守護を担当します。創建はいまから300年程前の寛永年間のことで、日蓮宗、経栄山と号し、千葉県中山法華経寺の門末なのだそうです。

 入り口の二天門をくぐって境内に入ります。二天門とは、ここに四天王のうちの増長天と広目天の二天を安置していることからそう呼ばれているのだそう。

 

 

 門自体は明治期のものですが、像は平安期のものだそう。通りがかりの地元の観光ガイドの方の説明を立ち聞きして覚えました。

 境内にはこんこんとわき出る御神水がありますが、これが寅さんの言う「帝釈天で産湯をつかい…」の水なんだそう。飲んでみたら冷たい温泉のようでしたけどね。

 

 帝釈天の参道は長さがわずか300メートルくらいのものですが、ノスタルジックな風情が良く残っていました。

    ※    ※    ※    ※

 ここまできたら、映画は観ていなくてもやはり寅さん記念館へ行かなくては。帝釈天からは自転車で数分のところで、江戸川の堤防盛土の地下のような不思議な形で建っていました。

 

 入り口では寅さんが職人になって看板をつけているかのようなお出迎え。

 

 中には寅さんの映画にまつわる話題がいくつかのテーマで楽しめるようになっていました。

 中でも、映画の中でよく使われたお茶の間のセットがそのままこちらに展示されていました。こちらではいくつかの映画の映像をスクリーンに映し出していて、映画の中の風景がそのまま目の前にある感じ。

 

 もちろんマドンナとして登場した女優の皆さんのコーナーもありました。

 この寅さん記念館は中の写真撮影も自由。懐かしい昭和の風情を感じさせてくれました。

一つの時代だったんですねえ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

働くということは

2009-04-10 23:28:07 | Weblog
 昨夜は夜10時半までの作業があり、それを終えてから知人と合流して居酒屋へと繰り出しました。すると話題はなぜか転職の話に。

「こままささん、聞いてくださいよ。急なんだけど、転職の話が持ち上がっていましてねえ、悩んでいるんですよ」
「へえ、転職ですか。どんな仕事へ?」

「それがプロスポーツのマネジメントで地域振興をしようというプランでしてね。聞けば聞くほど、実は自分がずっとやりたかったライフワークにぴったりなんですよ」
「なんだか面白そうですが、今でももうかなりやっているのでは?」

「今の自治体はスポーツ界にチャンネルを持たないままにいろんなスポーツイベントの誘致をしていますが、自治体の多くは大会を開いたらそれでおしまいなんですよ。それがその後のまちづくりに全然つながっていないことが多いんです」
「そうかもしれませんねえ」

「でもね、小さな町でも年に一度の大会を住民がみんなで一年掛けて準備をして大会の前後にはサポートやボランティアで支えながら盛り上げる、そんなイベントをしているところだってあるんです。そういうところでは外から来て大会に参加する選手たちとの交流があったりして、その大会が地域の生き甲斐になっていたりもするんです。そういうところを上手にアレンジして、スポーツの振興と地域の元気が同時に果たされたらなあ、と思いましてね」
「それってすごく魅力的に聞こえますね。私も参加したいくらいですよ」

「私自身、今のビジネスをやりながら新しい提案をどれくらい受け入れようかと思って迷っていましてねえ…」

 スポーツの振興と地域振興がセットでできるなんて魅力的。本当にビジネスになるかどうかは別にして、社会の役に立つ生き方のように思えてうらやましくなりました。

    ※    ※    ※    ※

 なんだか最近は周りで独立や転職の話を、耳にする機会が増えました。それ相応の歳を取ったのかな、とも思いますが、それらの人たちに共通しているのは、リストラなどのせいではなくて「社会に貢献する生き方って何だろう」という思いを持っていることです。

 これからの生き方を悩んでいる人も多いことでしょう。働く事への意識の変化を感じ始めています。

    ※    ※    ※    ※

 写真は家の近くの駅の桜。遠くまで行かなくても結構きれいなのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

制度を守るということ

2009-04-09 23:26:26 | Weblog
 北海道の知人が訪ねてきて、地方都市のまちづくりについて意見交換をしました。

 現在の都市計画法でまちづくりができるか、という問いかけに、「これまでの都市計画法は、人口が増大して活動域が拡大することを前提にして、それをどういう方向に誘導するか、ということに主眼が置かれてきました。

 だから、首都圏のようにまだ人口増大がある地域ではまだ拡大や再生のためのルールとして機能しますが、人口が減少を始めて都市域の拡大も見込めないような地方都市では、縮退を誘導する手法としては機能することが難しいと思います」とのこと。

 実際、かつて炭坑で栄え今では見る影もないような町では、もう廃れてしまった地区の都市計画を変更しようにも職員が少なく、かつそのような業務の経験がある職員がいないということもあって手続きを進めるのが難しいのだそう。

 外部コンサルタントに委託するとすぐに2~3百万円はかかってしまうのですが、手続きは定めによってしなくてはならず、さりとて手続きを行ったからと言って町が繁栄するきっかけにはならず…。

 法律を守るために少ない職員の労力を必要とするということに、なんとかならないのかなあ、という思いがします。

 大都市と地方都市が同じ法律で町のありようを決めて行くのが難しい時代が近づいているのかも知れません。どうしたら良いのかは、これからを生きる我々が知恵を出して行かなくてはならないのでしょう。

 法律を作った時はそんなことは誰一人として考えてはいなかったでしょうね。

 制度の中で生きる難しさを感じた一日でした。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本のソフトパワーがあふれ出る

2009-04-08 23:30:56 | Weblog
 日本の誇るべきソフトパワーに関する話題を三つお届けします。

 最初は、中国を倒すのはウルトラマンかも知れないというお話です。いつものSearchinaのブログからどうぞ。


 ※  ※  ※  ※ 【以下引用】 ※  ※  ※  ※


【中国のブログ】ウルトラマンが招く誤解「日本人が正義?」
2009/04/08(水) 00:46

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0408&f=national_0408_003.shtml

  中国共産党の温家宝首相が「私の孫はウルトラマンばかり見ているが、中国のアニメを見るべきだ」と述べたことをきっかけに、中国でウルトラマンに対するバッシングが広がっている。その内容としては暴力的というのが主である。このブログは、日本人が変身するウルトラマンがヒーローであることで、中国の子供たちは「日本人は正義の味方」だと思ってしまうのではないかと心配するものである。以下はそのブログより。
---------------------------------------------------------
  中国共産党の中央政治局常務委員である温家宝首相は3月29日から31日まで考察のために湖北省を訪れた。考察中、武漢江通動画股フェン有限公司を訪れた際、温家宝首相は「我々もアニメ産業を育てるべきだ」と強調した。

  温家宝首相は「私の孫はウルトラマンばかり見ているが、中国のアニメを見るべきだ」と述べ、アニメーション会社の社員たちに向かって「あなたたちの仕事は非常に意義のあるものだ。中国文化を海外へ向けて発信し、世界に向けて中国のソフトパワーを発信して欲しい。そして、中国の子供たちに中国産アニメを見せてあげて欲しい」と語った。

  現在、ウルトラマンに関する製品が市場にあふれている。各地のテレビ局はウルトラマンを繰り返し放送しているが、暴力と血なまぐささが溢れるこの特撮は中国の子供たちを毒している。ウルトラマンを好むのは三歳から八歳までの子供たちが主であるが、これは最も好奇心に溢れ、最も模倣力のある年齢でもある。ウルトラマンを好きな子供たちの多くがウルトラマンによって「教育」された結果に暴力的になっている。

  この現状について、反省するべきは誰であろうか。まず挙げることが出来るのは政府の文化管理部門である。ウルトラマンなどの子供たちに対して有害なアニメ・特撮の管理が全く出来ていない状態だからだ。2006年より、17:00から20:00までの間に外国のアニメ・特撮の放送を禁じる規定は存在するものの、この規定が全くといって良いほど効果を上げていないことは周知の事実である。子供たちがテレビを見るのはその時間帯だけではないからである。

  次に反省すべきはウルトラマン関連で儲ける商人たちである。温家宝首相は「企業家は道徳を有していなければならない」と常々語っていたが、多くの商人たちは社会的利益などは全く考慮せず、利潤ばかりを病的なほどに追求している。

  また、子供を溺愛する我々家長たちも反省しなければならない。ウルトラマンが子供たちに悪い影響を与えないかを心配しながらも、子供たちにねだられると妥協してしまうのである。

  ウルトラマンのストーリーといえば、日本人が変身するウルトラマンが怪獣や宇宙人の襲撃をうけた地球を救うというものである。個人的考察に過ぎないが、中国の子供たちは「日本人は正義で、勇敢な化身」だという潜在的意識を持ってしまうのではないだろうか。中国の子供たちに向けて、日本人が上述の意図を持って故意に制作したものかどうかは分からないが、客観的に見て少なからず影響はあるだろう。
--------------------------------------------------------------
(出典:快楽人生博客 意訳編集担当:畠山栄)

 ※  ※  ※  ※ 【ここまで引用】 ※  ※  ※  ※

 中国の最高指導者の一人である温家宝首相自らが、知らず知らずのうちに日本文化にはまってしまっていて、それを文化で押し込まれているという焦りが良く伺えます。

 それにしても、今現在でウルトラマンですか。これから先にウルトラシリーズも控えているし仮面ライダーシリーズ、ヒーロー戦隊シリーズ、合体ロボシリーズと、まだまだ日本のソフトが大陸目指して襲いかかりそうです。

 こちらには相当のソフトストックがありますからねえ。うふふ。


 おつぎは韓国からの日本ウォッチです。中央日報もたまにはまともな記事を書きますが、根っこには日本ウラヤマシー!という感情が見え隠れします。

 ※  ※  ※  ※ 【以下引用】 ※  ※  ※  ※

中央日報

日本、創作物グローバル化戦略へ

 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=113734&servcode=A00§code=A00


日本政府が映画、マンガ、アニメーションなど日本の創作物をグローバル化するため「日本ブランド戦略」を推進することにしたとNHKが7日、報道した。

日本政府の知的財産戦略本部は6日、日本の創作物を産業化して海外に販売する案を積極的に推進することにした。

日本政府は民間と共同基金を作り、零細映画制作者の販売網を開拓する予定だ。

また海外日本大使館を通じて有望な日本の創作物を紹介し、創作分野の人材を育てるために短編映画を制作する若い作家に資金支援を推進することにした。

 ※  ※  ※  ※ 【引用ここまで】 ※  ※  ※  ※

 NHKではこういう報道がなされたようですが、その実体は随分高いお金で韓国ドラマを買い漁っているそうです。一体どこの国の放送局なんだか…。


 最後は日本が誇る鉄腕アトムがハリウッドでCGアニメになるというお話。ついにアトムが世界に向けて飛び立ったか!…と思いきや、随分ハリウッド好みにリメイクがされているよう。

 白黒で素朴なアトムでは無くなって行きそうで、賛否が渦巻いているようです。


 ※  ※  ※  ※ 【以下引用】 ※  ※  ※  ※

ハリウッド版「鉄腕アトム」新たな映像が解禁!服を着ているアトムに賛否両論!
 http://cinematoday.jp/page/N0017596

 手塚治虫のSF漫画「鉄腕アトム」をハリウッドでアニメ映画化したCGアニメ映画の邦題が『ATOM』に決定し、新たな映像が公開された。また、日本を含む世界公開日は10月に決定した。

 すでに主人公アトムの声は、映画『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリーを演じたフレディ・ハイモアが務めることなど、少しずつその周辺の情報があきらかになっており、昨年公開された予告編には「かわいい!」などの意見のほかに「服を着ているのアトムはちょっとどうなのか……」など、賛否両論の意見が飛び交っていたのだが、そのクオリティーの高さには誰もがドギモを抜いた。

 このたび、アトムが製造される過程が描かれた新たな映像が公開されたが、滑らかなその動きや、アトムの感情の動きを微妙にとらえたCGアニメーションは見事だ。ただ、洋服を着て飛んでいるアトムに関しては、いろいろと意見がわかれることだろう。もちろん映像を観る限り、その様はかわいらしいアトムなのだが、原作が日本国民の伝説作品なだけにあれこれ意見が出るのは仕方がない。

 製作した会社はイマージ。聞き慣れない会社だが、香港の会社で、ドリームワークスやピクサーなどと同等の技術力を持つ会社といわれている。今年は手塚治虫生誕80周年。それにふさわしい作品に仕上がっていることを祈るばかりだ。

 物語は、ロボットが人間と共存する夢の空中都市メトロシティで暮らしていたトビーが交通事故で命を落とし、嘆き悲しんだ父親のテンマ博士が、息子をロボットとしてよみがえらせるところから始まる。トビーがアトムとして生まれ変わりいろいろな体験を通じて成長していくハートウォーミングストーリーだ。

 なお、アトム以外の声優だが、テンマ博士には映画『ナショナル・トレジャー』シリーズのニコラス・ケイジ、お茶の水博士には映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのビル・ナイと豪華な声優陣が名を連ねる。アメリカの配給元サミットは、メジャー級の公開規模を予定しており、世界的にも50か国以上での上映を目指しているらしい。

映画『ATOM』は10月、全国公開

 ※  ※  ※  ※ 【引用ここまで】 ※  ※  ※  ※

 なんだかすっかりイメージが変わってしまいますねえ。世界の映画ファンが鉄腕アトムをこんなロボットだと理解してしまうのはとっても残念な気がします。

 キャラクターが独り立ちしてしまうと、もう手の届かないところどんどん勝手に成長してしまうのでしょうか。

 それともこれもアメリカの『経済市場主義』のなせる技で、いずれまた破綻してしまうビジネスなのでしょうか。

 オリジナルをリアルタイムで見ながら育ったものとしてはノスタルジーに浸るしかないのかなあ。服を着て空を飛ぶアトムって…、お寿司で言うとカリフォルニアロールみたいなもので、アメリカ受けする日本起源の文化みたいなものですね。

 でもやっぱり、イメージが…。


《服を着たアトムはこんな風です》
 http://www.astroboy-themovie.com/?g_ref=msn

 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恐ろしい日本人

2009-04-07 23:22:35 | Weblog
 大人しい日本人ですが、そのレベルの高い道徳的素養を「恐ろしい」という見方もあるようです。

 いつもながらの中国からのブログのご紹介です。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0404&f=national_0404_016.shtml


 ※  ※  ※  ※ 【以下引用】 ※  ※  ※  ※

【中国のブログ】中国から見た日本「恐ろしい日本人に学べ!」   2009/04/04(土) 14:09
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0404&f=national_0404_016.shtml


  1994年、広島で開催されたアジアオリンピックの閉会式終了後、スタジアムにはゴミ一つ落ちていなかったという。これについて世界中の主要紙が「恐ろしい!」と報じた。このブログは日本人が恐ろしいと評される理由を挙げ、日本人に学ぶべきと提言するものである。以下はそのブログより。
---------------------------------------------------------
  私はこれまでに一人の日本人とも接触したことが無く、日本人に対しても好印象は持っていない。私の日本人に対する理解は年長者から聞いた話や本や映画、テレビを通じて知ったことばかりである。

  2005年4月、深セン市で日系スーパーが開店したその晩に見るも無残な姿に破壊されたのを見たことがある。私は中国の中部地域の小さな街に住んでいるが、このような街でもトヨタやホンダの車が破壊されるという事件が発生したこともある。

  私もかつては「日本製品のボイコット」という概念を持っていた。しかし、日本製品は使ってみるととても便利で、考慮が細部にまで及んでいる点が使用者に温かみを与えている。日本製品の質の良さとコストパフォーマンスを考えると、私にとって「日本製品のボイコット」は到底できるものではない。

  書籍「醜い中国人」の作者、柏楊氏はかつて、「日本人は一人だけであれば虫のような存在だが、三人集まれば龍になる」といったことがあるが、これの正反対の存在が中国人である。感情抜きで日本人を見れば、我々中国人に欠けている多くの美点を日本人の中に見出すことが出来るだろう。

  1994年、広島で開催されたアジアオリンピックの閉会式終了後のことだった。スタジアムには閉会式を見るために6万人が集まったが、彼らが去ったあとにはゴミ一つ落ちていなかったという。これについて、世界中の主要紙が「恐ろしい!」と報じたものである。

  95年に阪神大震災が発生した際、ある銀行が被災者向けに無担保・無利子の融資を行った。融資の条件は名前と連絡先を記載することだけであったそうだが、この融資を受けた全ての被災者が返済したという。こういった部分こそが日本人は「恐ろしい」と言われる所以であろう。

  過去の日本人に対する感情を持っているため、我々は今日の日本人の姿を正しく捉えられていない。私は感情的になって日本人を恨み続けるよりも、冷静になって日本人に学び、自らを向上させるべきだと考える。敵であろうと見方であろうと、優れている箇所は学び、取り入れるべきだ。報復のための最も良い方法は相手よりも優れる存在になることである。
--------------------------------------------------------------
(出典:熟女第三空間博客 意訳編集担当:畠山栄)


 ※  ※  ※  ※ 【引用ここまで】 ※  ※  ※  ※


 もはや日本人の道徳的素養は伝説と化しつつあるようです。仔細に見ればそうではない例もたくさん見受けるのですが、押しなべての国民性としてみた場合に、この日本人の日常レベルがいかに世界の常識からかけ離れているかを知ることができます。

 我々が日本に生まれた幸せを後世に未来永劫伝えるためにも、日本らしさ、日本人らしさを失わないように心がけたいものです。

 そのためにも日本を貶めて日本らしさを壊そうとする力がどこにあるのかを見極めたいものです。

 「ミサイル」を「飛翔体」としか言えず、すぐ近くにいる「敵」を「敵」と言えないようでは困るのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白バイ隊出動!

2009-04-07 23:21:06 | Weblog
 昨日のことですが、兼務がかかっている横浜の職場のビルから、建物の隣の敷地で神奈川県警の白バイ隊が整列をしている姿が見えました。

 年度の変わり目で、新しい白バイ隊の出発式のようです。



 一糸乱れぬ式の進行に士気の高さが伺えました。地域の治安はこうした人たちによって密かに守られているのです。

 運河越しにはランドマークタワーのお膝下で桜が満開。

 春ですねえ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人の遵法精神

2009-04-06 23:56:09 | Weblog
 お国柄によってルール遵守の感覚も随分異なります。

 中国人から見た日本人の交通に対する遵法精神への驚きです。

    ※    ※ 【以下引用】 ※    ※

中国対日観:「日本人は交通ルールを徹底順守」に賛否 2009/04/06(月) 19:24
  http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0406&f=national_0406_031.shtml


  中国のインターネットサイト「鳳凰網」はこのほど、中国人が書いた「恥ずかしくなり冷や汗! 日本人がどのように道路を横断するか見てみよう」と題する文章を掲載した。同文章は大手ポータルサイト捜狐なども転載、ユーザーの感想が寄せられた。

  筆者は日本滞在経験がある。「日本では、歩行者用信号が赤であれば車道に自動車が通っていなくとも、歩道で大勢が待っている光景をよく見る」と紹介した。滞在した神戸市では、青信号になるのと同時に「鳥の声」が鳴る。目の不自由な人のためで、「本当の人道主義だ」と感じたという。

  筆者は娘に、交通マナーなどについて何度も言われた。「お父さんの言うこと、やることは、全部中国人を代表することになる。日本人はみな、『中国人はこういう人たちだ』と思う」と念を押されたという。

  筆者は、(出身地)西安市の十字路のひどさを思い浮かべた。「人と車が争って通行する。混乱のきわみだった。思うに、日本人は交通で自らを守ろうと意識が強いのだ」と考えた。

  しかし、娘からは、「信号に関係なく、人と車が事故を起こした際に、日本の法律では主に車側に過失があるとみなされる」と聞かされた。筆者も一度、赤信号に気がつかずに道路を横断しかけたが、横から来た自動車が4、5メートルのところで急停車した。しかも運転手は、抗議のためのクラクションを鳴らしたりはしなかった。

  それでも、日本人は赤信号が変わるのを待ち続ける。筆者も日本人と同じように、車のない車道を前に待ってみたが、かなりつらかったという。
---------------------------------------------------------
  同文章には、読者のさまざまな感想が寄せられた。日本の交通マナーを評価するものと、筆者を「外国かぶれ」として批判するものがあるが、前者の方がかなり多い。

  交通マナーを評価するものとしては「それが民度というものだ」、「自らの短所を認識しよう」、「信号の規則は早くから学んでいるはずなのに、我々にはまだ努力が必要だ。日本だけではない、韓国も米国も、我々がいつも悪口を言っている国では、ルールが順守されている」、「教育レベルの違いが現れている」などの意見がある。

  一方、「外国崇拝だ。くそったれ。日本によいところなど、あるものか」、「お前は病気だ」、「日本がよいなら、お前は日本人になれ。信号は人が発明したもので、人のための機械だ。信号に振り回されて、たまるか」などとする意見もある。「あなた、日本がすばらしいなどと言うと、皆に罵られるよ」といった、書き込みも見られる。

  「日本は大嫌いだが、よい点は見習うべきだ」などの意見もかなり多い。(編集担当:如月隼人)


    ※    ※ 【引用おわり】 ※    ※


 最近は日本人もルーズになってきて、私も赤信号でも渡ることが時々あります。

 合理性からいえば車が通らない夜中などは赤信号での横断も良さそうですが、昼間だとなかなか勇気が要るのも事実。

 やっぱりルールを守った方が良いのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本人の遵法精神

2009-04-06 23:56:09 | Weblog
 お国柄によってルール遵守の感覚も随分異なります。

 中国人から見た日本人の交通に対する遵法精神への驚きです。

    ※    ※ 【以下引用】 ※    ※

中国対日観:「日本人は交通ルールを徹底順守」に賛否 2009/04/06(月) 19:24
  http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0406&f=national_0406_031.shtml


  中国のインターネットサイト「鳳凰網」はこのほど、中国人が書いた「恥ずかしくなり冷や汗! 日本人がどのように道路を横断するか見てみよう」と題する文章を掲載した。同文章は大手ポータルサイト捜狐なども転載、ユーザーの感想が寄せられた。

  筆者は日本滞在経験がある。「日本では、歩行者用信号が赤であれば車道に自動車が通っていなくとも、歩道で大勢が待っている光景をよく見る」と紹介した。滞在した神戸市では、青信号になるのと同時に「鳥の声」が鳴る。目の不自由な人のためで、「本当の人道主義だ」と感じたという。

  筆者は娘に、交通マナーなどについて何度も言われた。「お父さんの言うこと、やることは、全部中国人を代表することになる。日本人はみな、『中国人はこういう人たちだ』と思う」と念を押されたという。

  筆者は、(出身地)西安市の十字路のひどさを思い浮かべた。「人と車が争って通行する。混乱のきわみだった。思うに、日本人は交通で自らを守ろうと意識が強いのだ」と考えた。

  しかし、娘からは、「信号に関係なく、人と車が事故を起こした際に、日本の法律では主に車側に過失があるとみなされる」と聞かされた。筆者も一度、赤信号に気がつかずに道路を横断しかけたが、横から来た自動車が4、5メートルのところで急停車した。しかも運転手は、抗議のためのクラクションを鳴らしたりはしなかった。

  それでも、日本人は赤信号が変わるのを待ち続ける。筆者も日本人と同じように、車のない車道を前に待ってみたが、かなりつらかったという。
---------------------------------------------------------
  同文章には、読者のさまざまな感想が寄せられた。日本の交通マナーを評価するものと、筆者を「外国かぶれ」として批判するものがあるが、前者の方がかなり多い。

  交通マナーを評価するものとしては「それが民度というものだ」、「自らの短所を認識しよう」、「信号の規則は早くから学んでいるはずなのに、我々にはまだ努力が必要だ。日本だけではない、韓国も米国も、我々がいつも悪口を言っている国では、ルールが順守されている」、「教育レベルの違いが現れている」などの意見がある。

  一方、「外国崇拝だ。くそったれ。日本によいところなど、あるものか」、「お前は病気だ」、「日本がよいなら、お前は日本人になれ。信号は人が発明したもので、人のための機械だ。信号に振り回されて、たまるか」などとする意見もある。「あなた、日本がすばらしいなどと言うと、皆に罵られるよ」といった、書き込みも見られる。

  「日本は大嫌いだが、よい点は見習うべきだ」などの意見もかなり多い。(編集担当:如月隼人)


    ※    ※ 【引用おわり】 ※    ※


 最近は日本人もルーズになってきて、私も赤信号でも渡ることが時々あります。

 合理性からいえば車が通らない夜中などは赤信号での横断も良さそうですが、昼間だとなかなか勇気が要るのも事実。

 やっぱりルールを守った方が良いのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

防衛の思想は「意思と能力」 ~北朝鮮ミサイル問題

2009-04-05 22:25:26 | Weblog
 北朝鮮が長距離弾道弾を打ち上げました。

 昨日は誤探査と誤報によってどたばたした日本の防衛網ですが、今日はしっかりと打ち上げを捕らえて、素早く連絡網での情報伝達もできました。

 そもそも弾道ミサイルの発射は、テポドン2号によって世界与えた衝撃に鑑みて、国連として「ミサイル関連計画の停止、ミサイル発射モラトリアムの再確認、六者会合への即時無条件復帰」を求めたものです。

 これは、例え人工衛星だとしても、そうした前科によって世界から信用を失ったならず者国家に対する世界の要求であるわけ。

 国内にも、「打ち落とすと言うが、人工衛星だったらどうするのか?」などという認識不足(というよりも彼の国の利益擁護?)な政党もあったりして困ってしまいますが、現政府の毅然たる態度こそが求められていて、その点は頼もしい姿に映ります。

 この期に及んでなお誤報問題をあげつらう向きがあるとしたら、そもそも批判されるべきは誰なのかから目をそらそうとするだけの、社会混乱を招く意図としか思えません。
 危機管理は拙速で良いのです。

 危機管理のオーソリティである佐々敦行さんは、危機管理についてこう述べています。

    ※    ※ 【以下引用】 ※    ※

http://www.cis.ac.jp/research/satellite/popup/0501.html より

「危機管理は想像力です。私は、いつも最悪の事態に備えて『心に地獄図を描け』と言っています。何かプロジェクトがあるときは、まず悪い方へ状況を想定すること。インテンショナルペシミスト(自分をペシミストに追い込む)になれというのが、危機管理の鉄則です」

「逆に、非常事態が始まったら、『きっとうまくいく』とオプティミストになるのが理想的なリーダーの条件です。自分が予測していた状況よりも損害が悪くならなければ、人間は不思議と『あ~良かった』と思えるものです。非常事態に平常心で対応するためのたった1つの道は、イマジネーションを働かせ、最悪の事態を覚悟しておくことだということをぜひ心得ておいてください」

    ※    ※ 【引用ここまで】 ※    ※  


 「テポドンが誤って国内に落ちれば、平和ボケの日本人でも目が覚めるだろう」などという乱暴な意見を言う人がいましたが、それに賛成するわけにはいきません。

 やはり国内に被害が出ないに越したことはなくて、そのためにできることを精一杯やったのが今回の政府の展開だったでしょう。

 そのうえで、改めてもしこれが本気で我が国を攻める意図だとしたらどうなるのか、という想像力が必要です。

 今回は射程の長いテポドンでしたが、既に北朝鮮にはより射程の短いノドンミサイルが200基配備されていて国土のほとんどがその射程に入っているという事実。また中国にも「東風」という日本を射程に含むミサイルが配備されているという事実。

 「戦争なんて起きないよ」という人がいるとしたら、防衛の思想は「意思と能力」に対抗することだと伝えたい。

 大陸や半島に、日本を破壊出来る【能力】が既に備わっている現在、【意思】などは一瞬で発現しかねないのです。

 「日本を攻撃しない」と言うのなら、攻撃出来る能力を持たなければよいのであって、それをしていないという現実にやはり私たちとしては立ち向かわなければいけないのです。

 日本が防衛を強化するのに反対する人がいるとしたら、そもそも防衛をしなくちゃならない能力をどこがもっているかを見極めて、抗議する先はそちらでしょう、と言いたい。

 こう言う時に、誰がどのような発言をするのかをしっかりと見ておきましょう。

 そして国際社会で真に思いを共有出来る国がどこで、仲良くはできない国はどこかもよく見ておきたいものです。   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【特別編】匿名はバレないと思う?

2009-04-05 20:28:33 | Weblog
 A新聞による2チャンネルに対する差別的書き込み事件は大きく報道され、2チャンネル上ではいわゆる「祭状態」になったのは他のマスコミでも取り上げられました。

 A新聞社自身もそのことを認めて謝罪したので収まるかと思いきや、なんとその後もそれを揶揄するさらなる書き込みがあったのだそう。

 詳しくは下記の「天漢日乗」というブログに詳しく取り上げられています。

 ここまで来ると、本当に懲りてないというかなんというか…。書き込んでいる御仁は匿名と言いながらいろんなことが探せば明らかになるネットの世界のことを全く知らない人なんだなあ、と呆れてしまいます。
 気が向いたらご覧ください。


    ※    ※ 【以下引用】 ※    ※

 「天漢日乗」 ~「人権の朝日」崩壊 2チャンネル「朝日工作員」は実在した…~

 http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/04/2524222-8180.html

 
    ※    ※ 【引用おわり】 ※    ※

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする