本当に久しぶりに自転車を持ちだして都内巡りをしてきました。今日は葛飾区の柴又周辺。「フーテンの寅さん」の映画はまともには観たことがないのですが、昭和レトロっぽくて行ってみたい町でした。
都内からはいろいろな生き方がありますが、今日は地下鉄千代田線からJR常磐線の亀有駅で下車してそこからは自転車で移動です。
京成金町線に「柴又駅」というのがありますが、京成金町線は京成高砂駅と京成金町駅を結ぶ全長2.5kmで途中駅が柴又駅だけという短い路線なのだそう。
→京成金町線
柴又駅前にはこの地をすっかり有名にしてくれた寅さんこと渥美清さんの銅像が置かれていて訪れる客を喜ばせていました。

ところでこの京成金町線、その起源は、柴又 - 金町間で人が車両を押して動かす人車軌道を運行していた帝釈人車鉄道だったのだそう。後で行った寅さん記念館にその模型がありましたが、人が客車を押して運んでいたなんて、面白いですね。

※ ※ ※ ※
柴又駅前には観光案内所があったのでまず下調べ。
「帝釈天の参道で、フーテンの寅さんの映画に使われたお店はどこなんですか?」
「実は、周辺のロケはあったんですが、映画そのものは全部セットのなかで撮影されたものなんです。いくつものお店が役者さんたちの休憩所としては使われたそうですけど、どのお店っていうのはないんですよ」とのこと。
そうだったんですか、知らなかったなあ。
駅から百メートルほどで帝釈天の参道に入ります。美味しそうなお店のお団子を3種類頼みました。帝釈天の参道のちょっとレトロなお店に囲まれた雰囲気の中で食べるとまた格別。

帝釈天は仏教を守る四天王の一つで北の守護を担当します。創建はいまから300年程前の寛永年間のことで、日蓮宗、経栄山と号し、千葉県中山法華経寺の門末なのだそうです。
入り口の二天門をくぐって境内に入ります。二天門とは、ここに四天王のうちの増長天と広目天の二天を安置していることからそう呼ばれているのだそう。


門自体は明治期のものですが、像は平安期のものだそう。通りがかりの地元の観光ガイドの方の説明を立ち聞きして覚えました。
境内にはこんこんとわき出る御神水がありますが、これが寅さんの言う「帝釈天で産湯をつかい…」の水なんだそう。飲んでみたら冷たい温泉のようでしたけどね。

帝釈天の参道は長さがわずか300メートルくらいのものですが、ノスタルジックな風情が良く残っていました。
※ ※ ※ ※
ここまできたら、映画は観ていなくてもやはり寅さん記念館へ行かなくては。帝釈天からは自転車で数分のところで、江戸川の堤防盛土の地下のような不思議な形で建っていました。

入り口では寅さんが職人になって看板をつけているかのようなお出迎え。

中には寅さんの映画にまつわる話題がいくつかのテーマで楽しめるようになっていました。
中でも、映画の中でよく使われたお茶の間のセットがそのままこちらに展示されていました。こちらではいくつかの映画の映像をスクリーンに映し出していて、映画の中の風景がそのまま目の前にある感じ。

もちろんマドンナとして登場した女優の皆さんのコーナーもありました。
この寅さん記念館は中の写真撮影も自由。懐かしい昭和の風情を感じさせてくれました。
一つの時代だったんですねえ。
都内からはいろいろな生き方がありますが、今日は地下鉄千代田線からJR常磐線の亀有駅で下車してそこからは自転車で移動です。
京成金町線に「柴又駅」というのがありますが、京成金町線は京成高砂駅と京成金町駅を結ぶ全長2.5kmで途中駅が柴又駅だけという短い路線なのだそう。
→京成金町線
柴又駅前にはこの地をすっかり有名にしてくれた寅さんこと渥美清さんの銅像が置かれていて訪れる客を喜ばせていました。

ところでこの京成金町線、その起源は、柴又 - 金町間で人が車両を押して動かす人車軌道を運行していた帝釈人車鉄道だったのだそう。後で行った寅さん記念館にその模型がありましたが、人が客車を押して運んでいたなんて、面白いですね。

※ ※ ※ ※
柴又駅前には観光案内所があったのでまず下調べ。
「帝釈天の参道で、フーテンの寅さんの映画に使われたお店はどこなんですか?」
「実は、周辺のロケはあったんですが、映画そのものは全部セットのなかで撮影されたものなんです。いくつものお店が役者さんたちの休憩所としては使われたそうですけど、どのお店っていうのはないんですよ」とのこと。
そうだったんですか、知らなかったなあ。
駅から百メートルほどで帝釈天の参道に入ります。美味しそうなお店のお団子を3種類頼みました。帝釈天の参道のちょっとレトロなお店に囲まれた雰囲気の中で食べるとまた格別。

帝釈天は仏教を守る四天王の一つで北の守護を担当します。創建はいまから300年程前の寛永年間のことで、日蓮宗、経栄山と号し、千葉県中山法華経寺の門末なのだそうです。
入り口の二天門をくぐって境内に入ります。二天門とは、ここに四天王のうちの増長天と広目天の二天を安置していることからそう呼ばれているのだそう。


門自体は明治期のものですが、像は平安期のものだそう。通りがかりの地元の観光ガイドの方の説明を立ち聞きして覚えました。
境内にはこんこんとわき出る御神水がありますが、これが寅さんの言う「帝釈天で産湯をつかい…」の水なんだそう。飲んでみたら冷たい温泉のようでしたけどね。

帝釈天の参道は長さがわずか300メートルくらいのものですが、ノスタルジックな風情が良く残っていました。
※ ※ ※ ※
ここまできたら、映画は観ていなくてもやはり寅さん記念館へ行かなくては。帝釈天からは自転車で数分のところで、江戸川の堤防盛土の地下のような不思議な形で建っていました。

入り口では寅さんが職人になって看板をつけているかのようなお出迎え。

中には寅さんの映画にまつわる話題がいくつかのテーマで楽しめるようになっていました。
中でも、映画の中でよく使われたお茶の間のセットがそのままこちらに展示されていました。こちらではいくつかの映画の映像をスクリーンに映し出していて、映画の中の風景がそのまま目の前にある感じ。

もちろんマドンナとして登場した女優の皆さんのコーナーもありました。
この寅さん記念館は中の写真撮影も自由。懐かしい昭和の風情を感じさせてくれました。
一つの時代だったんですねえ。