北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

目に見えない関係性を見る

2023-12-18 23:04:13 | Weblog

 

 最近はいろいろなところへ自ら営業へ出向くことが増えてきました。

 以前は行き当たりばったりの飛び込み営業も多かったのですが、次第に世間の様子が分かってくると、「この件は誰に聞くと良いか」ということが分かってきます。

 そうなってくると情報収集のための手間と時間が大幅に軽減されて効率的になってきます。

 そうなればもうしめたもの。

 誰と誰を押さえれば物事が進むという道筋が分かってくるばかりか、さらに得られる情報も増えてきます。

 つい最近もそんな経験をして、(この件はあの人に意見を聞いてみよう)と思ったのが的を射ていました。

 まあそこまでいくのに結構な時間と経験を要するので、まずはたくさんの人に会うことが大事。

 知らない人に会って縁を繋がなければ世間は広がりません。

 見えない関係性が見えるようになると世界が広がります。


      ◆


 その一方で、いくら会っても縁が繋がらない人もいます。

 あのお釈迦様でさえ「縁なき衆生は度し難し」とおっしゃっています。

 本人にその気持ちがない限りご縁も繋がらないのですね。

 でもまずは自分のできるところから地道に始めてゆきましょう。

 今年も残りあと10日足らずとなりました。

 今年のことは今年のうちに。

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アニメ映画「屋根裏のラジャー」は懐かしいジブリアニメのエッセンスが満載

2023-12-17 22:42:18 | Weblog


【「屋根裏のラジャー 公式ホームページより】

 

 昨日は結婚記念日の食事の前に、前日の12月15日に劇場公開されたばかりのアニメ映画「屋根裏のラジャー(https://ponoc.jp/Rudger/)」を観てきました。

 実は私の娘がこの作品の制作をちょっとだけ手伝ったという御縁があり、公開されたら観に行こうと決めていたのです。

 ここのところテレビでもCMに力を入れていますし、また声優を務めた俳優さんたちがいろいろな番組に出て宣伝をしてくれているので、いずれお目やお耳に掛かることもあろうかと思います。

 このアニメ映画、制作が「STUDIO PONOC」といって、もともとは宮崎駿さんや高畑勲さんの映画を製作していたスタジオジブリが前進のアニメ制作会社が作りました。

 宮﨑駿さんが引退することになり(後に復帰して「君たちはどう生きるか」を監督したが)、2015年にスタジオジブリの制作部門が解散しました。

 しかし当時ジブリのアニメーターでありアニメ監督だった米林宏昌(よねばやし ひろまさ)さんが新作映画作りに意欲を燃やしていたことから、当時のジブリのプロデューサーだった西村義明さんが立ち上げたのがスタジオ・ポノック。

 当時のジブリ政策陣のアニメーターやクリエーターの多くが再結集して、ジブリで培った技術やノウハウを残したアニメづくりに邁進しています。


      ◆


 今回の「屋根裏のラジャー」の原作は、イギリスのA.F.ハロルドの「THE IMAGENARY(僕が消えないうちに)」とのことで、ラジャーは幼い女の子アマンダが空想で生み出した想像上の相棒。

 なのでお母さんには見えません。

 そして自分を想像してくれている子供が成長して自分を忘れてしまったら消えてゆく運命にあります。

 そんなラジャーが自分を生み出したアマンダの身に降りかかった事件を乗り越える冒険の旅を繰り広げるという物語。

 観るとキャラクターデザインや動きに懐かしいジブリアニメの風味が満載です。

 想像の世界を縦横無人に旅するので、やはりジブリお得意の壁一つ向こうは別世界で、そこへの移り変わりも予想を超えた広がりを見せてくれます。

 まさに幼い頃のノスタルジーを感じさせつつ、大人が見てもワクワク、ドキドキ、ホロリがぐるぐる回ってゆきます。

 私も(ちょっと自分の感情に素直になってみよう)と思いながら観ていましたが、別れ、懐かしさ、献身などの泣かせる要素がふんだんに盛り込まれていて3回は泣きました。

 そう、大人だってみんな昔は子供だったんだ、それを思い出させてくれて泣くのです。

 今回はほとんど事前情報なしで観たのですが、いや思った以上に良い映画でした。

(ジブリ映画って本当はこれだよな! これだって!)

 ずっと心の中で叫んでいました。 


     ◆

 
 さて、最後のエンドロールには娘の名前が出たはずなのですが、なんと私は探しきれず見逃してしまいました。

 一緒に見た妻は「え?あったじゃない」と名前を見つけたようで涼しい顔。

 くそー、もう一度観に行かないといけないといけないかなあ。

 2023年の思い出のためにもどうぞ。

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39回目の結婚記念日

2023-12-16 22:07:40 | Weblog

 

 今日は私たち夫婦の39回目の結婚記念日です。

 毎年この日はレストランで食事をして一年を振り返るというのが恒例。

 今回は市内でもちょっと高台にあって夜景が見られるというレストランを予約して食事をしてきました。

 日中小雪が降ったので夜景は期待できないかもしれない、と思いましたが、夜になると案外晴れて札幌のやや南側の夜景が楽しめました。

 なんにせよ、まずは無事健康でこの日を迎えられたことに感謝です。

 それぞれの恒例の親もそうですが、健康であればこそ暮らしに自由な時間が増えることでしょう。

 健康こそすべての活動の基礎ですね。


     ◆


 普段は仕事の話など家ではしないのですが、まあこんなときくらいは今どんな感じなのかを笑いを交えて話してみます。

 最近はいろいろとミッションが増えてドタバタしがちだったり、出張が増えたりする背景も話をすると少しは状況を理解してくれたよう。

 来年はなお一層忙しくなりそうですが、プライベートな時間も充実させたいものです。
 
 今年の後半はコロナも明けて国内旅行に行けるようになって楽しい時間が増えました。

 国内でもまだまだ訪れていない地域は多く、特に西日本が不得手です。

 まだ知らないところを重点的にめぐりたいものです。

 来年もこんな感じで続くと良いのにね、と今年一年にも感謝です。

 年間のルーチンも大切にしたいものですね。

 

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今のうちに…

2023-12-15 23:13:14 | Weblog

 昨日東京から仕事上の同僚がやってきました。

 久しぶりの札幌訪問、それも冬の時期の訪問とあって半分ワクワクしていたというのですが、来て見てびっくり。

 まずは「寒いですねー!」から始まって、「道路がツルツルで歩けません!」

 札幌に暮らす我々も、この時期のツルツル路面はなかなかに大変です。

 最近は冬でも暖かいことが多く、この時期ならまだ雪のないような年もあったりするのですが、夏にあれだけ暑かったにも関わらず強力な寒気が入って冷え冷えとしています。

 とはいえ、歳前にもう一度くらいは暖気が入って雨くらい降りそうなものだと思うのですが、どうなりますやら。


     ◆

 
 札幌駅のバスターミナルの入っていたビルが再開発のため建て替えられることになり、市内各方面へ行くバス停の位置が大きく変わりました。

 今まではビルの一階に集約されていたのですが、それが使えなくなり駅周辺の道路上に分散配置されました。

 私の乗るバスは道庁赤煉瓦の前の通りに再配置されましたが、それを見つけるために調べるのに結構苦労しました。

 これから先に雪が降るようになると外でバスを待つのはちょっと大変になるかもしれません。

 これから札幌駅周辺は大きな再開発が連続して行われ、その間商業面積がかなり減ることになり、買い物などの魅力が下がる時期が続きます。

 それと逆に大通りやススキノではこれまで作ってきた再開発ビルが完成し始めています。

 今までは札幌駅周辺が魅力の中心になっていたきらいがありますが、再開発で駅周辺の魅力が下がっている間に大通やススキノの魅力をアップするチャンスと言えるかもしれません。

 個人的には大通りを応援したいのですが、頑張ってほしいものです。

 

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AIに仕事を任せてしまったら

2023-12-13 22:46:33 | Weblog

 

 今日は午前に1本、午後に2本のプレゼンがありました。

 それぞれ経路の異なる目的のプレゼンだったので、それぞれに資料を作らなくてはならず、先週後半から今日まではそれが結構な負荷でした。

 今日の午前中のプレゼンでは、事前にひな形となるパワポが与えられていました。

「これを使って説明してくれてよいですよ」とは言われていたものの、よくよく見ると、図柄と写真だけで、どこがポイントなのかがスライド上に示されていません。

 以前他の場所で同じ資料でこれを作ってくれた人が説明したときは、このポイントを書いていないスライドを使ってあとは口頭での説明でした。

 他人が作った資料でいざ自分が説明しようと思うと、不足や不備が目立って仕方がありません。

 それぞれのスライド上で何を伝えたいのか、そしてさらに数枚からなる資料全体で伝えたいことは何か、それを最後の一枚に集約して表示する。

 今回伝えたいことというのは、相手の困りごとを理解したうえで、このツールはその問題の解決に繋がりますよ、という提案でした。

 この最後の1枚のおかげで、プレゼンの意味がぐっとわかりやすくなりました。

 
 この作業って、無から有を生み出すような創造力が必要に思うのですが、最近のChatGPTのような生成AIならばこういうことも作り出せるのでしょうか。

 まだ生成AIには本格的に触れたことがないのですが、そろそろこの世界も勉強しておく必要がありそうです。

 次から次に新しいものってどんどん出てくるんですよね。

 それに追いつき続けるのは大変ですが、それこそジャンルを決めつけない生涯学習。

 生涯学習で脳に刺激を与えてボケることを防ぎましょう。

 

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実家の天井照明のお取り換え

2023-12-12 22:32:56 | Weblog

 

 先日母から電話が来て、「台所の照明が暗いから替えたいんだわ」と言います。

 時間を見つけて実家を訪ね、(さて、どんな照明がついていたかなあ)と見ると、天井に直接ねじ止めをする随分と古いタイプの照明器具でした。

 最近の照明は天井に「引っ掛けシーリング」と言って、照明器具の金属部分を差して回せば天井に固定されて電気も通じるという器具が取り付けられているのですが、照明器具を替えるとすればそこからの工事が必要です。

「裏にある〇〇デンキなら頼めばつけてくれるんだ」と言いますが、今の照明の状況をお店に伝えないと二度手間という事もあるので、ちゃんと見ておくに越したことはありません。


     ◆

 
 母は単純に「明かりが弱って暗いんだ」と言っていましたが、それもそのはずで本来は輪っかの蛍光灯が二本入るタイプのものに外側の一本しか蛍光管がついておらず、その蛍光管も劣化して光が弱くなっているのです。

 まあ新しい蛍光管を2本買って取り付ければかなり明るくなるはずではあります。

 しかし母が「最近のLEDタイプなら明るいし電気代もかからないしそれにしようと思うんだ」と言っているので、その考えに水を差すのもどうかなあ、と思いました。

「蛍光管を替えれば安く済むし、十分に明るくなるよ」というアドバイスはこの場合適切なのでしょうか。

 私は「単に明かりが暗いという不満の解消だけではなく、母がせっかく家の雰囲気も変えてみたいと思っているのだから、そちらに従ってあげる方が良いだろう」と思いました。

 早速母を連れてすぐ近くの大手電機屋さんを訪ね、6畳用くらいで母が「これがかっこいいんじゃない?」というものに決めました。

 さらには「古い照明器具は引き取ってもらえますか?」「有料になりますが」「大丈夫ですよ」と言う形で古い照明器具の処分もお願いしました。


 工事はその日の午後にすぐやってくれたそうで、母は「やっぱり明るくなっていいわ」と喜んでおりました。

 なんだかんだで1万円を超えるくらいの料金になりましたが、築40年以上の薄暗かった家が明るくなるなら良いではありませんか。

 気分を良いままにしておいてあげるのも親孝行なんだと思います。

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忙しさを味方につける

2023-12-11 23:10:48 | Weblog

 

 年末師走も10日を過ぎ、今年も残り3週間となりました。

 今年お世話になったところにはもう年末のご挨拶に行かなくてはならないところですが、ここのところ会議が続きその資料作りで内業を強いられています。

 先週までがやたら出張が多かったのに、その次は一転して内業続き。

 日常生活にも波があるのを感じます。

 年末の会社の予定がお知らせされて、なんと今年の会社の仕事納めは12月26日なんだそう。

 官庁ならば28日が御用納めというところでしょうが、ぐっと早まって27日以降は休暇を取るように奨励されています。

 年末休みが多いのは嬉しい反面、挨拶回りの日数がいよいよ限られてしまいこれではもう年内に全道を回ることはできません。

 配って歩くカレンダーも結構な数が届いているのですが、これも配り切れないかもしれせん。

 まだこれから年末に向けて会議があると言いましたがそれが一日おきとか言われると、宿泊を伴う遠出が難しくなります。

 まあ世の中は自分中心で回っているわけではないので、うまくいかないときはそれを受け止めて準備に回り、いざ羽ばたけるタイミングが来たら一気にそこで成果を出す、という心構えが大切でしょう。

 
     ◆


 今週はちょっと大事な営業周りもあったりして、相変わらず、せっつかれている毎日で机周りも一向に片付かないし情けない限り。

 しかし案外こうやって締め切りが迫っている方が作業は効率化できるという実感もあります。

「時間があればやろう」と思っていても、いざ本当に時間に余裕ができると優先度の低い外の事をしてしまったりするのもあるあるです。

 時間が限られているからこそ集中して仕上げきれるということもあるので忙しいのと余裕があるのも、それぞれ良し悪しです。

 よし、忙しさを逆手に取って、思いきり効率的な仕事ぶりにチャレンジしてみましょうか。

 

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今年は鮭のないホームパーティ ~ 料理は各自持ち寄りで

2023-12-10 23:36:01 | Weblog

 

 今日は毎年この時期恒例の、友人宅でのホームパーティ。

 例年であれば、参加者の有志が秋に釣った鮭を持ち寄って燻製を作るのが目玉なのですが、今年はいつになく秋サケが不漁の年。

 スモークは諦めて、各自が食材や料理を持ち寄ってのパーティとなりました。

 私の持ち寄りは蕎麦で、今までは柚子を練り込んだ柚子蕎麦を持参してきました。

 しかしたまには別な蕎麦でも良いかな、ということで今回はごく普通の田舎蕎麦のご提供。

 とはいえ、馴染みのお蕎麦屋さんから仕入れた蕎麦粉はこだわりの蕎麦粉で、清里町のボタン種が1/4で、摩周産のキタワセが3/4という配合。

 実際に打ってみると、こねているときに弾力があって茹でても良いコシが出てくれて、おまけに風味も格別で良い蕎麦になりました。

 蕎麦汁も、高知産の本枯節と宗田鰹を半々でだしを取り半年以上寝かせた"返し"と合わせます。

 合わせた後にもう一度湯煎をかけて温度を上げて冷ましたもので食します。

 試みに、湯煎をかける前のそば汁を取っておいて、その後に湯煎をかけて冷やしたそば汁を取り、妻に「これ、どっちが美味しいと思う?」とブラインドテストを行いました。

 混ぜ合わせた中身は全く同じもので、湯煎をしたかしないかだけの違いなのですが、妻は「全然違う汁だと思ったけど、こっちが美味しい」と指さしたのは、湯煎後の汁でした。

「湯煎だけの違いだよ」と言うと、「言われないと分からないけど、湯煎をかけた後の方がまろやかだわ」と感心していました。

 そば汁もなかなかに奥が深いのです。


     ◆


 毎年の恒例ですが、料理好きの女性の参加者はデザートにプロはだしのケーキを持参してくれます。

 今回はフルーツロールケーキで、シャインマスカットとイチゴをふんだんに使った逸品。

 そこに昨年秋にオープンした、アウトドア・カフェ「 YOSSY BASE 」(ヨッシーベース)のヨッシーさんが自家焙煎のコーヒーを添えてくれました。

 ヨッシーベースは最近あちこちのマスコミでも取り上げられるようになりましたが、ペレットストーブに火を起こし、自分でコーヒーを焙煎してそれが飲めるという、大人の時間を楽しめる屋外カフェです。

 ヨッシーさんに、「やはりそれを楽しみに来るのはアウトドア好きの方ですか」と訊くと、「そんな人はほとんどいませんね(笑)」とのこと。

「もっと気楽な服装で、手ぶらでやってきて楽しむ方が多く、8対2で女性が多いです」とのこと。

 アウトドアファンではないけれど、焚火やコーヒーの自家焙煎を楽しんでみたいという人って案外多いのですね。

 今日提供のコーヒーもケーキにぴったりで美味しくいただきました。

 毎年このパーティが終わると、年末をより一層感じるようになるのです。

 

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魅力と活気の相関関係

2023-12-09 23:31:08 | Weblog

 

 昨夜は勝田市内のホテルに泊まって、朝一番で帰ってくることにしていました。

 勝田駅には品川行きの特急が止まるので、駅まで行って指定席を買おうとして愕然としました。

 乗ろうとした8時4分発の特急は、全席指定でそれが全部埋まっています。

 自由席特急券は、席が空いていれば座っていても良いのですが、すぐに本当の乗客が来るので基本的には車両デッキで立ったままの移動を強いられます。

 仕方がなく8時41分のまだ指定席の空いている列車にしてそれで品川経由羽田まで戻ってきました。

 特急ときわは、指定席車両の上にランプが付いていて、緑ランプは指定の席が埋まっている状態、黄色いランプは席が買われているけれどまだ乗客が乗っていない状態でこの先のどこかで乗ってくる状態、赤ランプは売れていないので自由席特急券の客が座っても良いというサイン。

 車両も洗練されていてさすがは都会を走る特急車両の風格があります。

 『魅力ある都道府県ランキング』で最下位の汚名を着せられている茨城県での特急が全指定席完売で、同じく『魅力ある都道府県一位の北海道』ではJRは苦戦していて乗客も全指定席完売というのはあまり見かけません。

 一連の道外出張シリーズはとりあえず今日でひと段落なのですが、東京を始め首都圏は全体に活気があるなあ、という感じが伝わってきます。

 これに比べると札幌もかなり見劣りがします。

 魅力と活気を比例させるにはどういう手法が必要でしょうか。

 もっとも、私が住む場所を選ぶなら断然札幌を選びますがねえ。

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無料の話を二つ

2023-12-06 23:25:39 | Weblog

 

 お昼ご飯を近くの、夜は焼き鳥居酒屋で昼はランチをやっているお店に行ってみたところ、お店の責任者の方がいて「ちょうど良かった、明日から新メニューへの切り替えをするのですが、今日はその練習なので"どうぞ無料で"お好きなものを選んでください」と言うではありませんか。

「ええ?いいんですか」といつもの鶏ももつきのカレーを頼もうとしたところそのメニューがありません。

「そうなんです、メニューを変更しましたのである中からお選びください」

 なるほどねえ、それではと鳥のササミフライ定職を頼んでみました。

 厨房の中で新しいメニューの調理を練習しているらしく、出てくるまでに15分くらいかかったのはご愛敬。

 ボリュームも満点で、これで無料とはありがたやありがたや。

 たまにはこういうラッキーも良いですね。


     ◆


 午後には知人から電話がありました。

「なに?久しぶりですね」
「いや、これはぜひ小松さんにお願いしたいと思いまして…」

「ほう珍しい、何のお願い?」
「実はある町で町民向けの勉強になるような講演会の運営を頼まれまして、小松さんに講師を引き受けていただけないかというお願いです」

 聞けば割と縁のある町でもあったので、「いいですよ、もっとも僕がお話しできるのはこのネタかあのネタか…と言った感じですけど」

「ああ、良いですねえ、ぜひお願いしたいです。それで講師料はお幾らくらいになりましょう?」
「ああ、うちの会社は副業禁止で、『その手の講演会はやっても良いけど無料でやるように』と言われているので無料で良いです」

 すると先方は、「あ、あーー、それじゃあダメですねえ…」と急に意気消沈。

 よくよく聞くと、これは彼のビジネスのようで、講師料があるような方でなくてはだめなのだそう。

 その町から私に直接依頼があれば無料で馳せ参じるところですが、こういう形でビジネスルートを通すとそうはならないのですね。

「今回は残念ですが、別な方を当たってくれますか。大学の先生なんかがいいんじゃないですかねえ」

 奉仕の精神という道徳だけでは社会は回らない、ビジネスとしての経済も適切に回せという事ですね。

 なんでも無料という立場は、かえって真っ当なビジネスとしては成立しないことを学びました。 

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