こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『名古屋駅西喫茶ユトリロ 龍くんは河童と踊る』太田忠司

2025-03-21 20:28:16 | 読書感想
 
龍くんの曾祖母は、幼い頃に河童と踊ったことがあるらしい?
彼女の寝言から名古屋の河童伝説を探しているうちに、周辺の再開発のための買収計画が出て来たり喫茶ユトリロを営む祖父が腎臓結石で入院したりと、トラブル続き。
祖父の入院中にユトリロの営業を任された龍の変化とは?

何かさ、これに限らず最近は自分の年齢を突き付けられるようで困惑してしまうことが多くなりましたね。
しみじみ私って成長できているのかしら?と、不安になったりもw

ま、私の事はともかく、龍くんも少しずつ腹が決まってきたのかな?
ハラハラさせられましたが、名古屋の歴史とともに楽しませていただきました。
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『名探偵の顔が良い』森晶麿

2025-03-07 20:16:04 | 読書感想
 
購入して読むまでに時間がかかってはしまいましたが、この!あまりといえばあまりなタイトルは速攻買ってしまっても無理ないでしょう?
もちろん、著者が森晶麿さんという信頼に足るミステリ作家だということは、申し上げるまでもありません。

本題に入りますが、まず、主人公は昼野潤子。
富豪・闇月禄郎の娘、清奈の家庭教師として彼女と会話している時に禄郎夫人・妃奈の叫び声が聞こえ、駆け付けてみると彼が他殺死体として倒れていた。

実は潤子は、ある秘密の指令でN徽章というものを探しているのだが、なぜか行く先々で事件が起こるのだ。
その殺伐とした任務の中、心を慰めてくれるのは推しの「王子」こと、天草茅夢。
なぜかジャンク飯屋で偶然出会った彼に事件の度に再会し、その度毎に鮮やかな推理で解決してくれる。

現実にはあり得ない設定ではありますが主人公が推しにはしゃぐわけではなく、好きは好きとして冷静に(上辺は)社会人として対応できているところがいいですね。
問題は普通ここまでジャンク飯を食べ続けたら肥満する事で、そこも夢物語かもしれませんし、つられて食べ過ぎないようにしなければと自分を戒めています。
面白かったです。
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『ルーレット』草上仁 SFマガジン2025年4月号掲載

2025-03-05 20:14:35 | 草上仁
 
老齢のギャンブラーが飼っているペットは不老不死。
彼らの細胞の中ではルーレットが回っているというのだ。

また、草上さんは変わり種の生き物を生み出されましたね。
しかも、無自覚とはいえ飼い主をピンチから救ったのですから。

まあ、別の意味でピンチになっているのかもしれませんが、それはそれ。
ギャンブラーにはギャンブラーってところに、おかしみを感じられて好きです。


ちなみに今回のSFマガジンは、SF少女漫画特集だったりします。
興味がおありになる方々は、ぜひ!
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『書店員は見た!本屋さんで起こる小さなドラマ』森田めぐみ

2025-03-02 20:15:34 | 読書感想
 
書店員・森田めぐみさんの本屋さんでの出来事を綴ったエッセイです。

最初の面白いエピソードとしては、70代後半くらいの男性が探していた『名を名乗れ』という本。
間違って覚えていらしたようですが、本当のタイトルが何かお分かりの方はいらっしゃいますか?

かなり時代錯誤な覚え方ですが実は・・・『君の名は。』でしたー♪

他には、保育士の彼女へのプロポーズに指輪と一緒に贈りたいと選んだ絵本にまつわる顛末や、クリスマスのプレゼントを選ぶ過程での様々な出来事。
ビブリオバトルのライバル同士が相手の薦める本を買いに来たり、テーマに合わせて書店員さんにアドバイスを頼んだりと、書店での素敵なエピソードがいっぱいです。

私にとって問題は、エピソード毎に薦められる本です。
ただでさえ読みたい本が山ほどあるのですが(>_<)

まずは片づけの本からかな?
チャレンジしてみます。
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コミックス『お猫さまズ暮らし。はるちゃんジャーにゃル』わかつきめぐみ

2025-02-28 20:30:41 | アニメ・コミック・ゲーム
 
 
野良猫・はるちゃんと暮らし始めて3年目。

はるちゃんの方からそばに来てくれたり、ヒザに乗ってくれることはあるけれど、あぐらには乗ってくれないとか、日によって時によってしてくれないこともあって、一喜一憂。
読んでいてとてもかわいく楽しいです。

はるちゃんもわかつきさんも(設定は違うけど)かわいくて大好きなのですが、できればまた、わかつきさんの描く日本のファンタジーが読みたいです。
もちろん!「夏目家の妙な人々」「夏藤さんは今日もお天気」みたいなのも大歓迎!!!

絶賛希望中なのでわかつきさんはもちろん、あらゆる出版社の方々ぜひ!描いて出版してくださるとうれしいです。
全こっぱもちが泣きます(大げさ)

よろしくお願いいたします。
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