マーク・エイブラハムズの『もっと!イグ・ノーベル賞』を読みました。
裏・ノーベル賞ということで、世間をいかに笑わせ、いかに考えさせたか、を基準に
その業績に対して贈られる賞だそうです。
例えば、「知らないうちに死亡届が出されてしまった人びとの生命を回復させた、
インドの「死人協会」の創設者」
創立者のビバリは、1975年に銀行に融資を申し込んだ時、彼は自分が戸籍上は死亡している事実を知った。
そのからくりは、彼の叔父が役人を買収して死亡証明を入手し、さらに土地登記所の役人を買収することで、
ビバリの土地相続権を移転させてしまったというものであった。
ということで、生物学的には生きているのに、あこぎな親戚や友人が役人を買収し、
死亡証明を捏造してしまった、ということが、インドでは簡単にできるらしく、
ウッタル・ブラデーシュ州だけで被害者が1万人以上いるそうです。
他の受賞者としては「国をまるごと企業に貸し出すビジネスを始めたリヒテンシュタイン公国」
「世界中の人々に仕事や学業を放り出させたバーチャル・ペット『たまごっち』」
「ホモセクシャルなマガモの死体愛好症を観察・報告した論文」
「『ニコチンに中毒性はない』と議会で証言したタバコ会社のCEOたち」
などなど、笑えるものからある意味関心させるものまであり、なかなか楽しめました。
読書の息抜きにちょうどよいものでした。
裏・ノーベル賞ということで、世間をいかに笑わせ、いかに考えさせたか、を基準に
その業績に対して贈られる賞だそうです。
例えば、「知らないうちに死亡届が出されてしまった人びとの生命を回復させた、
インドの「死人協会」の創設者」
創立者のビバリは、1975年に銀行に融資を申し込んだ時、彼は自分が戸籍上は死亡している事実を知った。
そのからくりは、彼の叔父が役人を買収して死亡証明を入手し、さらに土地登記所の役人を買収することで、
ビバリの土地相続権を移転させてしまったというものであった。
ということで、生物学的には生きているのに、あこぎな親戚や友人が役人を買収し、
死亡証明を捏造してしまった、ということが、インドでは簡単にできるらしく、
ウッタル・ブラデーシュ州だけで被害者が1万人以上いるそうです。
他の受賞者としては「国をまるごと企業に貸し出すビジネスを始めたリヒテンシュタイン公国」
「世界中の人々に仕事や学業を放り出させたバーチャル・ペット『たまごっち』」
「ホモセクシャルなマガモの死体愛好症を観察・報告した論文」
「『ニコチンに中毒性はない』と議会で証言したタバコ会社のCEOたち」
などなど、笑えるものからある意味関心させるものまであり、なかなか楽しめました。
読書の息抜きにちょうどよいものでした。