森博嗣さんの『大学の話をしましょうか 最高学府のデバイスとポテンシャル』を読みました。
学生論と大学論、あとは研究者・教育者・作家としての森さんの話に分かれています。
学生論の1つとして、今どきの学生気質が語られていました。
森さんが接してこられた国立大学理系のことになるかもしてないと前置きをして、
今の子は相対的に昔の学生よりも大人しくて、礼儀正しく、
とても穏やかで素直で良い子が多いとのことでした。
また、ハングリィ精神は薄れているが、社会で特別に成功すれば、どんなことができるのか、
を見せてあげる以外、やる気を出させる方法はないのではないかというご意見でした。
大学論は、まとめるのが難しいですね。
森さんも、学生時代は大学に魅力を感じていらっしゃらなかったようですが、
卒業論文を書いてから、大学とはこういうところなんだと感じて、
院生時代は研究に没頭されていたとか。
大学のシステムについては、会議や権力闘争、国立大学の事務職員のお役所仕事ぶりとか、
様々な問題が、クローズアップされています。
ただ、総じて大学の先生は働き者だそうです。
研究者・教育者・作家としての森さんについてですが、
まず、研究者として長くやっていけないだろうと思っていらしたので、
小説を書いてみようと思われたようです。
でも、大学教員との二足のわらじをはいていたのは、
研究が好きだったからということらしいです。
他にも、興味深い話題がたくさん載っていますので、面白そうだと思われた方は、
中公新書ラクレから出ていますので、お読みになってください。
学生論と大学論、あとは研究者・教育者・作家としての森さんの話に分かれています。
学生論の1つとして、今どきの学生気質が語られていました。
森さんが接してこられた国立大学理系のことになるかもしてないと前置きをして、
今の子は相対的に昔の学生よりも大人しくて、礼儀正しく、
とても穏やかで素直で良い子が多いとのことでした。
また、ハングリィ精神は薄れているが、社会で特別に成功すれば、どんなことができるのか、
を見せてあげる以外、やる気を出させる方法はないのではないかというご意見でした。
大学論は、まとめるのが難しいですね。
森さんも、学生時代は大学に魅力を感じていらっしゃらなかったようですが、
卒業論文を書いてから、大学とはこういうところなんだと感じて、
院生時代は研究に没頭されていたとか。
大学のシステムについては、会議や権力闘争、国立大学の事務職員のお役所仕事ぶりとか、
様々な問題が、クローズアップされています。
ただ、総じて大学の先生は働き者だそうです。
研究者・教育者・作家としての森さんについてですが、
まず、研究者として長くやっていけないだろうと思っていらしたので、
小説を書いてみようと思われたようです。
でも、大学教員との二足のわらじをはいていたのは、
研究が好きだったからということらしいです。
他にも、興味深い話題がたくさん載っていますので、面白そうだと思われた方は、
中公新書ラクレから出ていますので、お読みになってください。