アコギなのか リッパなのか

畠中恵さんの『アコギなのか　リッパなのか』を読み終えました。

佐倉聖は、元大物政治家、大堂の会社の関連事務所の事務員である。
腹違いの弟の面倒をみるために、大堂の元で働き、大学まで行かせてもらっている。
元不良だからというわけでもなさそうだが、聖は大堂をオヤジ呼ばわりし、尊敬の念がまるきりみられない。

聖は、度々、大堂から厄介事を押し付けられながらも、機転と思いやりのある方法で、事件を解決していきます。
他の登場人物も、型破りながら有能な、魅力的な人々です。
聖も、秘書として、ゆくゆくは政治家として手腕をふるってもらいたいほど有能な人物なのですが、
本人が、秘書も政治家も、まっぴらごめん。大学を卒業したら、堅気のサラリーマンになるんだ、と
決心しています。３ヶ所の政治家事務所から、将来、秘書として雇いたいと、大堂のところに
申し入れがきているのですがねー（笑）続きがどうなるのか、楽しみなところではあります。
続いて欲しいなぁ。

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話はまるきり変わりますが、今日のＮＨＫスペシャルを見ていたら、小さなアパートの１室で、
ネット番組を作っているアメリカ人青年が、出てきました。
ふっと、どこかで聞いた声だなーと思い、聞きながら考えてみると、関俊彦さんなのですね。じっくり聞いても。
で、関さんファンの掲示板をのぞいたら、他の方が、書き込みなさってました。
聞き分けられるようになったのは、うれしいのですが、一方で、ますますオタク度が増しているようで、嫌だったりします(^^;)