こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『あきない世傳 金と銀(三) 奔流篇』高田郁

2017-05-14 19:51:47 | 読書感想
1巻の源流篇を読んでから、ちょうど1年になりました。

今回の幸は、惣次と夫婦になる事を決心し、惣次も幸が粗末に扱われる事の無いよう、婚礼の日に町内への祝儀銀も出す事にした。
夫婦になってからの幸は、夫を立てつつも五鈴屋のため、事ある毎に商売の新しい案を出し、それが店を盛り立てる事となった。
惣次が不実な事をしなければ・・・。

四代目の元ご寮さん・菊栄が、また幸の前に現れ、手堅く商売をしているのを知る事ができたのは嬉しいですし、元番頭の治兵衛の回復も安心できる事なのですが、惣次がねえ。
幸が自分より商売の才覚がありそうなのに、焦っているのでしょうか?
跡継ぎの心配もありますし、惣次の顔をつぶさずに、幸がうまく商売をやっていけるといいのですが。
コメント
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