アンドルー・ラング氏編『みどりいろの童話集』を読みました。
童話集とはいえ、いつも善が栄え悪が滅びるとは言えず、納得のいかないことや不条理なことも
たくさんあります。
また、正しいんだけど説教臭かったり・・・(^^;)。
「身からでたさび」の羊飼いなど、何も悪いことはしていないのに、ひどい目にあわされます。
特に面白かったのは「三匹の子豚」
子豚たちの家がどうしてああなのか、細かく説明されていて納得できました。
ただし、豚の生態が大分分かってきた現代の人間としましては、あの扱いはひどいなと感じます。
「三匹のクマの話」は、クマたちが何とも言えず愛らしく、「つむと杼とぬい針」は労苦が正しく報われ、
「オオカミとキツネの戦い」は皆、幸せになってめでたく、キツネはちゃっかりしていて面白かったです。
オーノワ夫人の「青い鳥」はメーテルリンクのとは違い、人の心の弱さ、愚かさが表れていて、
これはこれで面白いです。
「ヴィヴィアン王子とプラシダ姫」は、悪癖を直すのがどれほど困難かが描かれており、
昔から人々は苦労してきたんだなーと感じました。
一番興味深かったのは「妖精のおくりもの」で、幸せってそんなものかと納得がいかない気がしました。
他にもいろんな話がありましたが、特に気に入ったものの感想を書かせていただきました。
童話集とはいえ、いつも善が栄え悪が滅びるとは言えず、納得のいかないことや不条理なことも
たくさんあります。
また、正しいんだけど説教臭かったり・・・(^^;)。
「身からでたさび」の羊飼いなど、何も悪いことはしていないのに、ひどい目にあわされます。
特に面白かったのは「三匹の子豚」
子豚たちの家がどうしてああなのか、細かく説明されていて納得できました。
ただし、豚の生態が大分分かってきた現代の人間としましては、あの扱いはひどいなと感じます。
「三匹のクマの話」は、クマたちが何とも言えず愛らしく、「つむと杼とぬい針」は労苦が正しく報われ、
「オオカミとキツネの戦い」は皆、幸せになってめでたく、キツネはちゃっかりしていて面白かったです。
オーノワ夫人の「青い鳥」はメーテルリンクのとは違い、人の心の弱さ、愚かさが表れていて、
これはこれで面白いです。
「ヴィヴィアン王子とプラシダ姫」は、悪癖を直すのがどれほど困難かが描かれており、
昔から人々は苦労してきたんだなーと感じました。
一番興味深かったのは「妖精のおくりもの」で、幸せってそんなものかと納得がいかない気がしました。
他にもいろんな話がありましたが、特に気に入ったものの感想を書かせていただきました。