谷原秋桜子さんの『鏡の迷宮、白い蝶』を読みました。
《美波の事件簿》前日譚第二弾で、本編ではもういない「水島のじいちゃん」が、
修矢や美波の周りで起きる事件の真相を解き明かしてくれます。
事件は、修矢・かのこ編と美波・直海編が交互に2編ずつ語られ、
その物語の鍵となる言葉が次の物語へと引き継がれていきます。
そして4つの物語のあと、修矢が、全ての物語の登場人物の人間関係を、
もつれた糸をときほぐすように、鮮やかに導き出してくれました。
それは見事なものなのですが、これによって「水島のじいちゃん」が
心置きなくいなくなってしまったのかと思うと、切なくなりました。
《美波の事件簿》前日譚第二弾で、本編ではもういない「水島のじいちゃん」が、
修矢や美波の周りで起きる事件の真相を解き明かしてくれます。
事件は、修矢・かのこ編と美波・直海編が交互に2編ずつ語られ、
その物語の鍵となる言葉が次の物語へと引き継がれていきます。
そして4つの物語のあと、修矢が、全ての物語の登場人物の人間関係を、
もつれた糸をときほぐすように、鮮やかに導き出してくれました。
それは見事なものなのですが、これによって「水島のじいちゃん」が
心置きなくいなくなってしまったのかと思うと、切なくなりました。