桂歌丸さんの二番弟子・歌助さんが、入門して前座、二ツ目、真打になって2018年の6月にあとがきを書かれるまでの事が、書かれています。
重版になり、第2刷には亡き師匠へのご冥福を祈る気持ちも書かれています。
東京理科大生だった無口で不器用な歌助さんが落語家を志し、数々のしくじりを重ねながらも、歌丸さんの大きな愛情に支えられ、成長していく姿が描かれています。
私の心に響いた歌丸さんの言葉は「ほめる人は敵と思え、叱る人は味方と思え」です。
ついつい心地よい言葉を言ってくれる人を味方と思いがちですが、叱ってくれる人こそ自分の事を思ってくれる人なんだと、最近、自戒し始めたところでした(遅い?)。
以前読んだ歌丸さんのエッセイで、古今亭今輔師匠の元でしくじりをなさった事を書いていらしたので、時には怒ったり、クビと言ったりしても、真剣に謝れば許してくださっていたのかな?と感じたりもしました。
何より歌助さんのお母様のいい度胸には、笑ってしまいました。
そこまで行くと、怒るよりあきれるというか、感心しますよねえ。
とても面白いエッセイで、歌丸さんの日頃見せない面も知ることができましたが、もう、歌丸さんの噺を生で聴けないんだなあと、寂しくもなりました。
ただ、あの世では、歌丸さんも1からやり直しで前座からかな?などと思ったり、亡き師匠方と噺の切磋琢磨をなさっているのかも、とも考えまして、楽しみにする事にしました。
重版になり、第2刷には亡き師匠へのご冥福を祈る気持ちも書かれています。
東京理科大生だった無口で不器用な歌助さんが落語家を志し、数々のしくじりを重ねながらも、歌丸さんの大きな愛情に支えられ、成長していく姿が描かれています。
私の心に響いた歌丸さんの言葉は「ほめる人は敵と思え、叱る人は味方と思え」です。
ついつい心地よい言葉を言ってくれる人を味方と思いがちですが、叱ってくれる人こそ自分の事を思ってくれる人なんだと、最近、自戒し始めたところでした(遅い?)。
以前読んだ歌丸さんのエッセイで、古今亭今輔師匠の元でしくじりをなさった事を書いていらしたので、時には怒ったり、クビと言ったりしても、真剣に謝れば許してくださっていたのかな?と感じたりもしました。
何より歌助さんのお母様のいい度胸には、笑ってしまいました。
そこまで行くと、怒るよりあきれるというか、感心しますよねえ。
とても面白いエッセイで、歌丸さんの日頃見せない面も知ることができましたが、もう、歌丸さんの噺を生で聴けないんだなあと、寂しくもなりました。
ただ、あの世では、歌丸さんも1からやり直しで前座からかな?などと思ったり、亡き師匠方と噺の切磋琢磨をなさっているのかも、とも考えまして、楽しみにする事にしました。
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