高潔な政治家として知られた父の急逝を受け、国会議員になった漆原翔太郎。
すらりとした長身に甘いマスク、おまけに巧みな弁舌で将来を期待されたものの、様々なトンデモ発言を連発し、漆原はマヌケ政治家の代名詞となってしまった。
しかし今年11月、ある「悪事」を告発。
この国を救った上に、世間を混乱させた責を取って潔く議員を辞職した。
それによって翔太郎の人気は頂点に。
ただ、わずか一ヶ月後「来年四月の都知事選に出馬する」と云い出し、秘書の雲井をあわてさせた。
翔太郎の出馬を総理大臣が阻止しようとしたり、関東電力の社長の悪事を暴露したり、ゆるキャラに落書きした犯人を捜したりと、硬軟取り混ぜて名探偵の才を見せます。
でも、結末がおバカなので、読者も翔太郎の正体を把握しきれません。
果たして天才なのか馬鹿なのか。
どちらにしても幸運の女神には愛されているのでしょう。
面白かったです。
すらりとした長身に甘いマスク、おまけに巧みな弁舌で将来を期待されたものの、様々なトンデモ発言を連発し、漆原はマヌケ政治家の代名詞となってしまった。
しかし今年11月、ある「悪事」を告発。
この国を救った上に、世間を混乱させた責を取って潔く議員を辞職した。
それによって翔太郎の人気は頂点に。
ただ、わずか一ヶ月後「来年四月の都知事選に出馬する」と云い出し、秘書の雲井をあわてさせた。
翔太郎の出馬を総理大臣が阻止しようとしたり、関東電力の社長の悪事を暴露したり、ゆるキャラに落書きした犯人を捜したりと、硬軟取り混ぜて名探偵の才を見せます。
でも、結末がおバカなので、読者も翔太郎の正体を把握しきれません。
果たして天才なのか馬鹿なのか。
どちらにしても幸運の女神には愛されているのでしょう。
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