こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

f植物園の巣穴

2009-06-23 00:00:00 | 未分類
梨木香歩さん『f植物園の巣穴』を読みました。

年若く嫁いできた妻を、まだ二十歳をいくつか越えたばかりで亡くしてしまった佐田豊彦は、
それまでずっと技官として勤めてきたK植物園から、f植物園に転任した。

旅先で仮治療した虫歯を頬って置いたことから、現実と幻想、現在と過去の入り混じったこの物語が始まる。

初めから、この物語を読んでいると、周囲が黄昏に包まれるような、暗渠にいるような、
薄暗がりを感じました。
読んでいくにつれ、その光景は幻想を強くし、不思議な懐かしさも感じる世界へと、私をいざなってくれました。
少し難しかったけれど、面白い物語です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほとんど通り雨

2009-06-22 00:00:00 | 未分類
夜、待望の雨が降り出し、雷も鳴り出したので犬を家に入れ、大雨を待ち受けていました。
確かに、一時は、どしゃ降りの雨が降りましたけど、これじゃ街路樹のお湿り程度にしかなりませんね。
明日の日中も、晴れるみたいだし、当分雨は期待できないかなー?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『大正野球娘。~土と埃にまみれます~』神楽坂淳

2009-06-21 19:32:50 | 本と雑誌
大正野球娘。―土と埃にまみれます (トクマ・ノベルズEdge) 大正野球娘。―土と埃にまみれます (トクマ・ノベルズEdge)
価格:¥ 860(税込)
発売日:2008-08

選手も9名揃い、人力車を引いたり、強化器具を付けたりと、基礎体力をつけるところから
始めた彼女たち。
いよいよ、お嬢の婚約者チームとの試合が始まる。

相手チームの情報を得るためにランデブーに誘ったり、それなりに頭脳も使った総力戦に持ち込む彼女たち。
体力では負けているけど、チームワークでは負けていない!

初めからホームランで点を入れた彼女たちだが、果たして最後に勝利するのはどちらなのか?

初めはなめてかかっていたのに、彼女らの実力を見て本気を出してくれる男子たちも気持ちいいですね。
読んでいて、とても爽やかな青春物語でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大正野球娘。~土と埃にまみれます~

2009-06-21 00:00:00 | 未分類
神楽坂淳さん『大正野球娘。~土と埃にまみれます~』を読みました。

選手も9名揃い、人力車を引いたり、強化器具を付けたりと、基礎体力をつけるところから
始めた彼女たち。
いよいよ、お嬢の婚約者チームとの試合が始まる。

相手チームの情報を得るためにランデブーに誘ったり、それなりに頭脳も使った総力戦に持ち込む
彼女たち。
体力では負けているけど、チームワークでは負けていない!

初めからホームランで点を入れた彼女たちだが、果たして最後に勝利するのはどちらなのか?

初めはなめてかかっていたのに、彼女らの実力を見て本気を出してくれる男子たちも気持ちいいですね。
読んでいて、とても爽やかな青春物語でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『大正野球娘。』神楽坂淳

2009-06-20 19:41:32 | 本と雑誌
大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge) 大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)
価格:¥ 860(税込)
発売日:2007-04-17

まだまだ男尊女卑の色濃い大正時代。
東邦星華高等女学院に通う、十四歳の鈴川小梅は、”お嬢”こと小笠原晶子にお願いをされた。

何でもあるパーティーで、いけすかない男に侮辱され、その男は野球が得意らしい。
この男を見返すために、女だけで野球チームを作り、そいつのチームを負かしたいと言うのだ。

野球の「や」の字も知らない女学生たちが作ったばかりのチームが、日頃体を鍛えなれている男たちに勝てるのか?
その日から、選手集めと一風変わった特訓が始まった。

女性たちが生きにくかった時代に、彼女たちなりに自己実現をはかろうとしているところが、
とても素晴らしく微笑ましく思えました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする