こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『おせっかいな化石案内』芝原暁彦

2024-10-15 19:51:34 | 読書感想
 
日本各地の化石がある博物館の展示物の中で最も美味しい部分を抽出し、それについてひたすら解説した本だそうです。

まず日本でトップクラスの恐竜化石の産地、福井県の福井県立博物館に注目です。
2023年7月にリニューアルオープンしたそうで、フクイラプトル、フクイベナートル、フクイサウルスなどなど福井で発掘された恐竜が揃っていますし、リニューアルのおかげで最新の研究が展示に反映されていたりと面白そうです。

次は個人的に他の博物館をすっ飛ばしまして(^_^;)圧倒的アンモナイトとうたわれる(?)北海道の三笠市立博物館に行きたいです。
数も大きさの多様さも種類も豊富で、大人の男性の背丈よりはるかに大きなアンモナイトもあります。
壁にはアンモナイトの進化の歴史、ケースに入っていない展示物は触ってOKらしいですし、様々な展示物が読んでいても楽しく感じられます。
あと昔は異常だと考えられていた「異常巻アンモナイト」が実は異常ではなく、研究の結果規則性のある巻き方だと分かったとかで、大変面白く思いました。

続いては茨城県つくば市にある地質標本館にあるというニッポニテス・ミラビリスというアンモナイトにも興味津々です。

他にもチバニアンという時代に生きていたマチカネワニが展示されている大阪市立自然史博物館とか、フタバスズキリュウがいる福島県のいわき市石炭・化石館ほるるとか、気になる化石がいっぱいです。

まあ地元のいのちのたび博物館に今一度行ってみるのもいいかもしれません。
最近は休憩スペースもできているようですし、20年前は椅子すらなくて疲れ果てて二度と行かないと思ったのですよねえ(;^ω^)
なぜかお菓子の展覧会があるようですし、話のついでに行こうかな?
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