ヒロキは、大学のサークルのなかよしメンバーで行く予定の温泉旅行の旅費のため、親友のタケルと日当一万円のアルバイトに参加したが。
「ぼくは本当にぼくなのか」
朝、ハル少年が五年一組の教室に入ろうとしたら強い風が吹き、時計は五時に、窓の外は夕日で赤く染まっていた。
「消えた一日をさがして」
炭鉱夫だった祖父が幼いぼくだけに語っていたSFめいた体験談とは。
「祖父がぼくだけに語った話」
小夜の目の前で女の子が線路へと落ちていく瞬間、空から白くて大きいなにかが飛んできてかさなり、女の子とともに消えた。
「白い羽根」
中学生のぼくは、自転車でのスピード違反が見つかり、メンテナンスの日に書庫で一日ボランティアをすることになった。
「メンテナンスの日」
タイムストーリーの中でもこの巻は、わりとシリアスな内容のものやSFやファンタジーが多いように感じました。
中でも「メンテナンスの日」は、今、戦争やテロを繰り返している人々に読んでほしいと思います。