こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『紫式部の娘。賢子はとまらない!』篠綾子

2017-11-12 19:49:36 | 読書感想
今回、皇太后の御所に女房として新たにやって来た藤袴は、驚くほど世間知らず。
それでも仲良くなろうとしていたところ、中堅の女房たちが彼女をいじめ始めた。

持ち前の正義感でかばったら、賢子たちまでいじめてくる始末。
どうやら背後に大物が控えているらしいのだが・・・。

宮中での権力争いと皇太后彰子の思惑もさる事ながら、藤袴の正体がそういう人物だとは!

賢子と藤袴の友情が、絶えずにいられる事を願って止みません。
また、清少納言との不思議な縁も納得いきます。
確かに賢子は、母君よりも清少納言に性格が似ていますものね。
逆に、清少納言の娘の方が母君に気性が合いやすいのかも?
けれど、親子なんてそんなものかもしれません。
今回も楽しかったので、ぜひ続きを、特に賢子の実る恋が読みたいです。
まだ早いかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー』

2017-11-08 19:38:21 | 読書感想
東川篤哉さん、一肇さん、古野まほろさん、青崎有吾さん、周木律さん、澤村伊智さんによるミステリアンソロジーです。

建設中の『陽奇館(仮)』の密室殺人。
同級生を廃屋となった館で殺したという女子高生。
東京都高等学校アンサンブルコンテストで思いがけない失敗をした女子高生の死。
焼失した硝子屋敷での映像から解き明かされる犯人と、そのトリック。
政府により行われる実験に、意志とは関係なく参加させられた人々と、殺人鬼との攻防。
遊園地のミステリーパレスらしき場所に、恋人とその友人によって連れてこられた女性とは、実は・・・。

館と一口に言っても、六者六様のバラエティに富んだ物語が揃っていますね。
ちょっと『インシテミル』っぽいものもありますが、どれもとても魅力的で万華鏡のように感じられました。
面白いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/5(日)谷山浩子 ライブツアー2017 ~デビュー45周年大収穫祭 ソロ編~

2017-11-06 20:59:35 | コンサート
さて、落語会の後は17時からの谷山浩子さんのコンサートに、お茶してからとはいえ、急いだのでした(^^;)
ROOMSの看板です。



3日の金曜日から3日間、福岡でコンサートをされて最終日。
やはり、オールリクエストだったのでした。
と、その前に、やはり「ホークス優勝おめでとうございます」は言ってくださったのでした。

M1 猫の森には帰れない

ここで、照明のまたけさんと、音響のしいきさんの紹介があったのかな?
もっと、後だったかもしれませんが、記憶が定かでなくてごめんなさい。

M2 ひばり
M3 カイの迷宮

「ひばり」は、リクエストなさった方が、谷山さんが一番色っぽい曲と仰っていました。

M4 銀河通信
M5 早寝早起き朝ごはん

ちなみに「早寝~」は、ある方が学校の林間学校みたいなもので散々聴かされて、気が狂いそうになったって仰っていたかな?
それと、最初の歌詞は「無理ならやめましょう」っていうのが入っていて、文部省はOKだったけど、何とか委員会から「もっと柔らかくできませんか?」というお返事だったそうで「できたらいいよね」にしたそうです。

M6 私の心はハンバーグ
M7 MAY
M8 MIRACLE
M9 春の叫び

「私の心は~」は、確か、宮崎美子さんに提供なさった曲と仰っていたかな?メロデイがうろ覚えらしく「違うな」などと、最後の方で仰っていました。

ここで休憩が入りましたが、一昨年みたいに途中で出てこられて喋ったりピアノを弾いたりはなさらなくて、ちょっぴり残念。

M10 月見て跳ねる

ここでも、何か話されたとは思うのですが、忘れました。ごめんなさい。

M11 恋のタマゴ
M12 秋ぎつね

「恋のタマゴ」は「ななこSOS]のイメージソングだったそうです。吾妻ひでおさんの漫画ですよね?うわあ、知らなかったー。
あ、それはともかく、ここまで照明さんと音響さんへの曲の説明を忘れておられましたが、さすが長年谷山さんのオールリクエストに付き合ってこられただけあって、曲に合っていました。素晴らしいです♪

M13 雨になりたい
M14 ドッペル玄関
M15 ハートビート聴かせて

「ドッペル玄関」をリクエストされた方は、以前、リクエストされた時に、この曲を言おうと思っていたのにそれまでの曲の流れに影響されて、違う曲を選ばれたそうです。リベンジですね(^^♪
私も、この曲が大好きなので、嬉しかったです。

M16 夏の窓辺で

↑この曲がラストです。学研のコンテストで佳作だった曲だそうですが、いい曲ですよね?

さて、アンコール。

アンコール ナヌーク

久しぶりに、この曲がリクエストされたそうで、私も久々に聴きました。
暴露話もあったのですが、内緒。

Wアンコール 旅立ちの歌

マネージャーのゆかりんが、新譜からも歌うようにと仰ったとかで、谷山さんが選ばれました。
今回も、色々ありましたが、とても楽しいコンサートでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11/5(日)東西会 大阪のにほひ・江戸のかほり

2017-11-06 20:13:08 | 落語
昨日、都久志会館で十二時から開演された、博多・天神落語まつりの「東西会 大阪のにほひ・江戸のかほり」を聴いてきました。

会場入り口は、こんな感じです。



本来ならば出演されるはずだった、桂ざこばさんが急に体調を崩されたとのことで、三遊亭円楽さんが代演されました。
逆に、桂歌丸さんは大丈夫だったらしく、前日だったかな?無事に高座を務められたようです。
そちらは良かったですが、ざこばさんが快癒しますように。

ちなみに今回の番組は、以下の通りです。

三遊亭円楽  新聞記事

春風亭昇太  力士の春

桂 雀々   くっしゃみ講釈

仲入り

林家正蔵   ねずみ

瀧川鯉昇   二番煎じ

こんな感じで、掲示されていました。



どれも面白かったのですが、桂 雀々さんは噺のせいか、かなり賑やかでした。
大笑いでもありましたが。
仲入りを挟んでの林家正蔵さんは、逆に、落ち着いた人情噺でこられました。
瀧川鯉昇さんも、お酒の噺で笑えます。
この三つは、古典ですね。

円楽さんのは、どちらか判断がつかないのですが、昇太さんのは、まぎれもなく昇太さん作の新作落語です。

楽しく過ごさせていただきました。
ただ、この後は谷山浩子さんのコンサートなのです。
急がなきゃ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする