蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

「偉い人より良き人に」

2007年11月02日 | 安曇野とその周辺
今朝6時の外気温10度、こんなもんかな?
話はちょっと逆登るが、穂高が誇る教育者である『井口喜源治』さんのお孫さんと話をする機会があり、9月にシアトルへ旅行された話を伺いました。
井口喜源治記念館で得ていた知識だけだったが、多くの賢明な良識人を輩出した私塾の創設者である。800人の卒業生の中から実に72名がシアトルに移民し穂高倶楽部を結成して厳しい米国社会を、また太平洋戦争を生き抜いてきた成功者たちの子孫と会合をもたれたという。
当地で紹介された新聞「北米報知」に
喜源治の「偉い人より良き人に」の精神を受け継いだことが現在の成功につながっていると記事にある

一行はJTBの手配旅行でしたが、成田空港カウンターではこんな掲示板を掛けてくれたと、写真をいただいた
  関係者の方がたにとっては嬉しい配慮だと思う

昨今のキレる老若男女を思うにつけ、偉い人どころか良き人であり続ける難しさに心が重くなります
我儘な良き人になれない私が、ウンチク垂れるのも不謹慎ですが・・・・

■余談
井口さんからポポーという初めて見る果物をいただきました。

日本では明治27~28年頃から栽培されており全国各地で育つそうです。
北米原産で、バナナを剥くように皮をはぎ食べますが、実は柔らかく味は甘くてクリーミー、熱帯果実の雰囲気をもっている(写真撮影を忘れた)
苗を植えるならは、ちょうど今頃ではないかな?

■おまけ
池田のお馴染み美容院のスタッフ(女性)が「長野県はUターン者が全国一だそうですよ」という。
テレビや新聞で見ても、学校生活の中にいも栽培や収穫・調理、もち米作りからもちつきなどの農作業や、山の間伐作業を実践するプログラムが多いです。
蛍の幼虫を放して夏に鑑賞するというのもありました。
先日驚いたのは、マツタケを収穫したよ~。でも11本だけだから生徒だけにプレゼントだって。山の小さい学校ならではだ。
さもありなん、青年や親になって子供に同じ思いを伝えたいと帰郷するんだろうね。
東京~京都~大阪と都会の真ん中で人生を過ごした私には、いまやここ安曇野がふ・る・さ・とだで。たとえ見て聞いて歩くだけの田舎暮らしごっこでもね

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