prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「サルバドールの朝」

2007年10月01日 | 映画
独裁制批判と家族との関わりと、死刑方法そのものの残酷さの告発と、いろいろな要素が混ざっていて、重苦しい感銘はあるけれど、何を言いたいのか今ひとつ不分明な気がする。

刑を執行する側でも同情的なのと悪質なのとの描き分けがされているのが珍しい。
死刑執行人が妙にクール。「仕事」でやってますという感じ。
(☆☆☆★)