prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「アーサーとミニモイの不思議な国」

2007年10月14日 | 映画
リュック・ベッソンが宣伝のつもりかしきりと引退宣言出してるそうだけど、いいかげん虚名じみてきたので丁度いいんじゃないの、とっとと引っ込んでくれと言いたくなる出来。

スジも通っていなければ、なんで実写と3D-CGとを合成したのかも狙いがよくわからない、ところどころおそろしくセンスの悪い戦闘ゲームがかったシーンやヘタなダンスが挟まるといった調子。
見ていられない。
(☆☆★)


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アーサーとミニモイの不思議な国 - goo 映画

「放送禁止歌」  森 達也

2007年10月14日 | 


放送禁止歌、といいながら、なんと、どの歌も禁止になったことなどない、いうとんでもない話になる。誰も抗議などしていないし、誰が自主規制したのかすらわからない。なんだこりゃ、という他ない。
あえて何があったのかというと「空気」というか、同調圧力というか、この国を覆っている気味の悪いものだろう。

デーヴ・スペクターが筆者との対談で部落差別について人種も外観も変わりないのに差別がある、というのは世界的に珍しいのではないかと指摘する。来日してからもどんどん差別問題が「潜ってきている」感じだとか、差別というのは差別される側ではなくて差別する側の問題でしょう、といった、テレビでは見せない顔を見せる。