prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「のんき大将 脱線の巻」(カラー版)

2007年10月08日 | 映画
うーん、のんびりした調子がジャック・タチ作品の身上なのはわかるのだけれど、あまりにのんびりしているのでビデオで見るのはきつい。早送りしてもまだのんびりしているくらい。好きな人にはそこがいいのかもしれないけれど。
製作当時(1947)公開された白黒版とは別に保存されていたカラー版。歴史的意義はあるのでしょうけれど、なおさら古めかしく見えるのは仕方ない。

自転車がひとりでにえんえんと倒れずに走るシーンはどういう仕掛けなのだろうと不思議になる。
村に常設映画館がなく、西部劇が巡回上映されているのがノスタルジックな雰囲気。
(☆☆☆)