松田優作はフィルムメイカーなのだな、と今更だが再確認する。「映画作家」と言ってしまうと監督のニュアンスが強くなりすぎるので、このカタカナを使わざるを得ない。
アメリカの俳優が力を得ると会社を作ったりプロデュースしたりするのが普通だけれど、パートにとらわれず、とにかく映画作りの推進力の中心になる人のこと、ということになる。
香川照之が優作の「父性」について語る。彼の父親の猿之助が三つの時に離婚して以後まるで没交渉らしいからなおさら感じるのかもしれないが、言われてみると、自分にも他人にも厳しく、後続の世代に嫌でも影響を与えているという意味で当たっている気がする。
過去に仕事をした人より、リスペクトしている人がインタビュイーに選ばれているみたい。劇場用で五本も組んだ村川透監督とか出て来なくてはおかしいのに、この手の特集に決して出てこない。何かあったのかと思いたくなるくらい。
インタビュー・シーンのバックの壁の選び方と照明がやたら見事。スクリーンで見るのにふさわしいくらい。
日本人全員の名前がMATUDA Yusakuという具合に姓‐名の順に表記され、姓を大文字にしてファミリー・ネームであることがわかるようにしてある。当然の処置なのだが、徹底してます。
本ホームページ
SOUL RED 松田優作 - goo 映画
アメリカの俳優が力を得ると会社を作ったりプロデュースしたりするのが普通だけれど、パートにとらわれず、とにかく映画作りの推進力の中心になる人のこと、ということになる。
香川照之が優作の「父性」について語る。彼の父親の猿之助が三つの時に離婚して以後まるで没交渉らしいからなおさら感じるのかもしれないが、言われてみると、自分にも他人にも厳しく、後続の世代に嫌でも影響を与えているという意味で当たっている気がする。
過去に仕事をした人より、リスペクトしている人がインタビュイーに選ばれているみたい。劇場用で五本も組んだ村川透監督とか出て来なくてはおかしいのに、この手の特集に決して出てこない。何かあったのかと思いたくなるくらい。
インタビュー・シーンのバックの壁の選び方と照明がやたら見事。スクリーンで見るのにふさわしいくらい。
日本人全員の名前がMATUDA Yusakuという具合に姓‐名の順に表記され、姓を大文字にしてファミリー・ネームであることがわかるようにしてある。当然の処置なのだが、徹底してます。
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