CHARM CITY [ シリーズ通算 #124]
地下鉄の毒ガス大量殺人という話だから、サリンではなく砒素系の毒ガスではあるけれど、明らかに日本の地下鉄サリン事件をもとにしている。以前にも地方で前哨となる事件を起こしているというあたりも、そのまんま。
作られたのが1996年だから、なんと事件の翌年です。
ボルティモアとニューヨークでどっちで裁判を受けるかというので揉めるのが単なる縄張り争いではなくて、評決にまで影響があるというのがアメリカらしい。邦題みたいに「刺客」というのは言いすぎだけど。
犯人がラストで「俺たちの国」というのもオウムっぽいが、この場合は今のアメリカ政府を認めない白人至上主義の連中の理念上の独立国ということらしい。
オウムの気持ち悪さを外してドラマ化できたのは、よその国だからだろう。
※ 地下鉄で爆弾事件が発生し、20名の死者が出る。ブリスコーたちが全国犯罪情報センターに容疑者の似顔絵を送ると、ボルティモア市警のペンブルトンとベイリスがNYにやってくる。5年前、同様の事件がボルティモアの教会で起こり、いまだ未解決なのだ。しかし捜査協力を拒まれたペンブルトンたちは、仲間のマンチと共に独自に捜査を進める。
ゲスト:リチャード・ベルザー「ホミサイド/殺人捜査課」、カイル・セコー「ホミサイド/殺人捜査課」、アンドレ・ブラウアー「ホミサイド/殺人捜査課」、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン「HEROES/ヒーローズ」
脚本:マイケル・S・チャーヌチン、ジョージ・ザマコーナ
監督:エドウィン・シェリン
LAW & ORDER SEASON6 #13 CHARM CITY - IMDb